【N360から始まるNの継承】軽自動車EV投入の狙いは?『N-ONE e:』の施策にホンダの本気を見た!

公開 : 2025.09.12 11:45

第3弾はN-BOXがベース?

単にEVを販売するだけでなく、購入方法や充電環境といった販売基盤を着実に構築して、EV市場に本格挑戦するホンダ

たとえば前述のホンダ・チャージでは、このシステムに対応した充電器を全国のホンダ・カーズや商業施設などを中心に、2030年までに数千口規模へと拡大していく。

ホンダの軽自動車EVは第1弾が『N-VAN e:』(写真)で今回の『N-ONE e:』が第2弾となる。
ホンダの軽自動車EVは第1弾が『N-VAN e:』(写真)で今回の『N-ONE e:』が第2弾となる。    篠原政明

また、今回のN-ONE e:は『第2弾』と謳っていることから、当然ながら『第3弾』以降も予定されているものと思われる。今回の記者発表では具体的な車名は挙げられなかったが、NシリーズをEVで強化していくとなれば、いちばんの売れ筋であるN-BOXのEV導入も十分に予想されるところだ。

なお、N-ONE e:の先行予約は順調ではあるが、サプライヤーとの機密事項などの関係により、販売目標台数や受注台数などは発表できないとのこと。それでも、ベーシックグレードのe:Gと上級グレードのe:Lでは、当面の販売比率は45:55くらいになるとホンダでは予測している。

なお、ホンダはN-ONE e:やN-VAN e:の実車を見て、触れられる一般向け体験イベント『N-ONE e:パーク』を9月11〜15日に、東京都世田谷区の二子玉川ライズ 1F 中央広場で開催する。N-ONE e:の実車をいち早く見てみたい、外部給電などについて詳しく知りたいという人は、訪れてみてはいかがだろうか。

ホンダN-ONE e:Lのスペック

全長×全幅×全高:3395×1475×1545mm
ホイールベース:2520mm
車両重量:1030kg
モーター:交流同期電動機
最高出力:47kW(64ps)
最大トルク:162Nm(16.5kgm)
バッテリー総電力量:29.6kWh
WLTCモード航続距離:295km
駆動方式:FWD
タイヤサイズ:155/65R14
車両価格:319万8800円(e:Gは269万9400円)

ホンダN-ONE e:Lの車両価格は319万8800円、e:Gは269万9400円となる。
ホンダN-ONE e:Lの車両価格は319万8800円、e:Gは269万9400円となる。    篠原政明

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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