美形にコンセプトカーの面影 マツダ・アテンザ/6を中古で(1) 充足感生むハードをおさらい

公開 : 2025.09.23 19:05

エントリーグレードでも装備は充実

英国仕様のトリムグレードは4段階あり、SEグレードでも17インチ・アルミホイールにヒルスタートアシスト、クルーズコントロールなど装備は充実。デジタルラジオに7.0インチのタッチモニター、レザー巻きのステアリングホイールなども備わる。

トップグレードのスポーツナビでは、アダプティブLEDヘッドライトに19インチ・アルミホイール、バックカメラ、ヒーター内蔵レザーシート、ヘッドアップ・ディスプレイ、ボーズ社製ステレオなどを獲得。これ以上、必要なものはないだろう。

マツダ6(アテンザ) ステーションワゴン(2012〜2024年/英国仕様)
マツダ6アテンザ) ステーションワゴン(2012〜2024年/英国仕様)

英国の場合、2000ポンド(約40万円)以下から3代目アテンザ/6は売られているが、走行距離は16万kmオーバー。長く付き合える状態の良い例には、6000ポンド(約119万円)程度は準備したい。

走りの印象は、マツダ・アテンザ/6を中古で(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

マツダ・アテンザ/6を中古での前後関係

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