【アクセントはレッドかイエローか】スバル・インプレッサ&クロストレック特別仕様車を大阪で初公開!

公開 : 2025.10.07 11:45

スバルは7月10日にインプレッサとクロストレックの改良モデルを発表。あわせて特別仕様車を設定しましたが、今回、その実車が大阪市の大阪スバル城東店でメディアに向けて初公開されました。篠原政明がレポートします。

スポーティな走りを想起させる特別仕様車

スバルは7月10日にインプレッサとクロストレックの改良モデルを発表。あわせて特別仕様車を設定したが、今回、その実車が大阪市の大阪スバル城東店でメディアに向けて初公開された。

まずインプレッサ。改良点はシトロンイエローパールという新色をはじめとしたボディカラー展開の見直しや、運転支援装備の充実といった小規模にとどまる。

スバル・インプレッサST-Hスタイルエディション
スバル・インプレッサST-Hスタイルエディション    田中秀宣

公開された特別仕様車は、『ST』(2L直噴)と『ST-H』(2L直噴+モーターのeボクサー)に設定された『スタイルエディション(Style Edition)』。内外装をブラック基調とし、スポーティな走りを想起させるグレードだ。

エクステリアでは、ルーフスポイラー、フロントグリルバー、ドアミラー、サイドシルスポイラーをブラック塗装して迫力を増幅。足元はダークメタリック塗装の17インチアルミホイールが引き締めている。

インテリアではジャージ/トリコット(色はブラック/レッド)のシート表皮や、本革巻きのステアリングホイール&シフトレバー(ブレイズガンメタリック塗装)にレッドステッチが入れられるなど、『レッド』を効果的にアクセントとして用いている。さらに、カーボン調ブレイズガンメタリックのインパネ加飾パネルやブラックルーフ&ピラートリムなども特別装備する。

このスタイルエディションはST/ST-Hとも、駆動方式はFFと4WDを設定。トランスミッションはリニアトロニックCVTのみ。車両価格は、『STスタイルエディション』(FF)の309万6500円から、『ST-Hスタイルエディション』(4WD)の351万4500円となっている。

大人の落ち着きの中に遊び心を感じさせる特別仕様車

インプレッサのクロスオーバーSUV版ともいえるクロストレックも、同時に改良モデルが発表された。改良内容はほぼ同じで、ボディカラーはサンドデューンパールとシトロンイエローパールが新設定された。

こちらの公開された特別仕様車は、2L直噴+モーターのeボクサーを搭載するリミテッドをベースにした『リミテッド・スタイルエディション(Limited Style Edition)』で、大人の落ち着きの中に遊び心を感じさせるモデルに仕上げられている。

スバル・クロストレック・リミテッド・スタイルエディション
スバル・クロストレック・リミテッド・スタイルエディション    田中秀宣

エクステリアでは、フロントグリルバー/ドアミラー/ルーフレール/リアガーニッシュ/ルーフスポイラーなどをブラック塗装。ダークメタリック塗装の18インチアルミホイールに、イエロー塗装加飾付きのLEDフロントフォグランプが目をひく。

インテリアでは、グレー/イエローのシート(表皮はトリコット)にシルバー&イエローのステッチが入り、本革巻きのステアリングホイールとシフトレバーはブレイズガンメタリック加飾にイエローのステッチが入る。そして4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイ付きルミネセントメーターにはイエローリング照明が施され、こちらは『イエロー』をアクセントに効果的に用いている。

駆動方式はFFと4WDが用意され、いずれもトランスミッションはリニアトロニックCVTのみ。車両価格は、FFが335万5000円、4WDが356万9500円となっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    田中秀宣

    Hidenobu Tanaka

    写真が好きで、車が好きで、こんな仕事をやっています。
    趣味車は89年式デルタ・インテグラーレ。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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