【日産フェアレディZ 27MY】伝説のGノーズ復活!ニスモにMT設定&乗り心地改善で『Zらしさ』追求 #TAS2026

公開 : 2026.01.09 10:30

ヘリテージカラーにグリーンを採用

Zの基準車では、ヘリテージと性能のさらなる進化と両立を目指した。

まず、フロントノーズは30mm伸ばされ、受圧面積を拡大。バンパーサイド面の角度は0.1度単位で調整し、空気抵抗を抑えつつホイールハウス内圧を緩和。そしてフロントグリルはダクトとソナーの配置変更により、新しいデザインと低く長いノーズを実現した。

27MYと呼ばれる最新バージョンに進化したフェアレディZの室内。
27MYと呼ばれる最新バージョンに進化したフェアレディZの室内。    日産自動車

こうしてZらしさと空力性能を両立させることで、フロントのリフトは3.3%、ドラッグは1.0%減少させている。

ノーズが延長されたことで、フロントまわりのイメージは初代の240ZG、通称『Gノーズ』を彷彿とさせる。また、ノーズ先端のエンブレムは『NISSAN』ロゴから歴代Zと同様の『Z』ロゴになった。

ボディカラーは、2022年モデルではマルーン、2024年モデルではオレンジとヘリテージカラーを採用したが、今回のマイナーチェンジでは『ウンリュウ・グリーン』と呼ばれる初代Zに見られたグランプリ・グリーンをオマージュした新色を設定。インテリアは基本的に大きな変更はないが、タンカラーを採用している。

足まわりでは、ショックアブソーバーを大径化して受圧面積を26.6%増大したことで、減衰力の応答性を向上。そのため振動の収束時間は従来型より18%改善され、旋回中に路面不整を受けても姿勢が乱れにくく、より安定した走りを実現しているという。

Zニスモはハイパフォーマンスを操る歓びを強く感じ、サーキット走行も楽しめるモデルに。基準車はフェアレディZらしさを向上させるとともに空力性能を追求し、デイリーユースで楽しめるモデルに。そんなマイナーチェンジされたフェアレディZを味わうには、もう少し待たなければならない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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