ランボルギーニのマーケティング&セールスキーマンが語る、成長を続けるファイティングブルの現在地【スーパーカー超王が訊く】
公開 : 2025.12.29 11:45
その選択肢はまさに無限大
A day as a Lamborghini customerでは実際に、アド・ペルソナムのオフィスでボディやインテリアのカラーを始め、様々な装備の選択を専用のコンフィギュレーターを用いて行うプロセスを体験することが許されたが、その選択肢はまさに無限大。考えれば考えるほどに考えはまとまらなくなる。ちなみに2024年には、トータルで392人のカスタマーが世界からここを訪れ、個性的なモデルをオーダーしている。
だがそれは、あくまでもランボルギーニのカスタマイゼーションプログラムの始まりにあるものだ。その上には『デリヴァティヴス』(派生商品)と呼ばれる限定車があり、さらには先日発表された『フェノメノ』のような『フューオフ』が、そして究極形としては『ワンオフ』さえもがランボルギーニからは生み出されているのだ。

ちなみにソフキーニ氏は、デリヴァティヴスやフューオフは、ランボルギーニが技術革新に対して、いかに積極的な姿勢を貫いているかの証明でもあるという。
改めて考えてみれば、ランボルギーニは常に技術的にはライバルを超える革新性でファンを魅了してきたメーカーだった。そのコンセプトはこれからも変わることはないだろう。
ニューモデルのテメラリオがフルイヤー生産に入る2026年、ランボルギーニはどれほどの成功を収めるのだろうか。ソフキーニ氏の話を聞く中で、早くもそれが楽しみになってきた。



















































