ドゥカティ・パニガーレV4 Sにランボルギーニ・コラボレーションモデル登場
公開 : 2025.04.18 08:05
ドゥカティパニガーレV4 Sにランボルギーニ・レヴエルトのカラーとデザイン、マテリアルをフィーチャーした630台の限定車が発表されました。そしてさらに特別な63台の『スペチアーレ・クリエンティ』も用意されるといいます。
ドゥカティ×ランボルギーニのコラボモデル再び
ランボルギーニはミラノデザインウィークにて4月17日、イタリアのモーターサイクルメーカー『ドゥカティ』とのコラボレーションで誕生した新型バイク『ドゥカティ・パニガーレV4 ランボルギーニ』を発表した。
エミリア・ロマーニャ州の『モーターバレー』を拠点とするドゥカティとランボルギーニは、『高度な技術』、『躍動感』、『特別感』という価値観を共有し、世界を舞台にイタリアンエクセレンスを体現し、情熱と専門技術を結集して、2輪や4輪の芸術作品を次々と生み出している。

イタリアを象徴する2大企業によるコラボレーションは、『ドゥカティ・ストリートファイターV4 ランボルギーニ』および『ドゥカティ・ディアベル1260 ランボルギーニ』に続く3度目となる。
両社が共有する価値観を体現するコレクターズ・バイクとして登場した『ドゥカティ・パニガーレV4 ランボルギーニ』は、630台のシリアルナンバー付きリミテッド・エディションと、ランボルギーニのオーナーのみが所有できる、さらなるエクスクルーシブ・モデル『スペチアーレ・クリエンティ』63台が提供される。
なお、プロジェクト全体のテーマとされている『63』のキーワードは、ランボルギーニが設立された1963年を表している。
レヴエルトからインスピレーション
今回のコラボレーションはドゥカティの新世代スーパーバイク『パニガーレV4 S』をベースに、ランボルギーニのフラッグシップであるV12ハイブリッド・スーパースポーツカー『レヴエルト』からのインスピレーションをフィーチャー、双方のデザインスタジオ『チェントロ・スティーレ』の共同作業により生み出された。
レヴエルトのエクステリアおよびインテリアからインスピレーションを受けたカラーリングを纏い、ボディワークとディテールパーツにランボルギーニと同じ織りのカーボンファイバーを採用、協業における細部までのこだわりを感じさせる仕上がりとなっている。

鍛造アルミホイールはレヴエルトと同じスタイルの専用設計で、テールピースとウイングにも、レヴエルトのラインを再設計しデザインされている。
パワーユニットはドゥカティの至宝『デスモセディチ・ストラダーレ』エンジンの最新バージョンをベースに、カーボン製エンドキャップ付きのアクラポヴィッチ製チタニウム・サイレンサーを備え、専用チューニングにより218.5psを発揮する。
カーボンファイバーやチタニウムなどの軽量部品の多用により当モデルの重量は標準のパニガーレV4より2kg軽い185kgに抑えられ、パワーウエイトレシオは1.15から1.18へと向上、ファミリー中で最も協力かつ軽量なモデルとなった。