平凡なクルマの祭典(1) トヨタの「天才タマゴ」が普通に参加! 英国文化の奥深さ物語るイベントに潜入

公開 : 2026.01.25 17:45

幅広い年代・嗜好のクルマ好きが一同に

ブリティッシュ・レイランド時代の試作車3台も、博物館から運び込まれた。量産には至らなかったが、われわれへ身近なクルマが目指されていたはず。

その1台は、レンジローバーを生んだ技術者、スペン・キング氏による環境性能を追求したECV3。ホンダのOEM、アクレイムの登場でお蔵入りになったトライアンフSD2と、アレック・イシゴニス氏によるミニ9Xも、館外では滅多にお目にかかれない。

1983年式マツダ929(コスモ)
1983年式マツダ929(コスモ)

果たして、古城を望む庭園には、約2000台の参加車両が参集。4000名以上の来場者を迎えたという。幅広い年代・嗜好のクルマ好きを呼び込んだことは、間違いないだろう。

2026年の夏にも、これまで通り開催予定。普通ではない、レアなクラシックカーも出展される。夏休み旅行の目的地へ、リンカンシャー州を加えてみてはいかがだろう。

撮影:マシュー・ピッツ(Matthew Pitts)

平凡なクルマの祭典(2)では、「コンクール・ド・ロルディネール」賞の優勝車と、筆者が注目した参加車をご紹介したい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・カルダーウッド

    Charlie Calderwood

    英国編集部ライター
  • 撮影

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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