笑みを浮かべるパワフルさ BYD アット3 エボ(2) ソフト過ぎるサスにヘビー過ぎるステアリング 伸び代はある

公開 : 2026.03.11 18:10

少し期待外れな走りの印象 訴求力は高められる

モデルチェンジ級の改良を受けた、アット3。インテリアの質感や実用性は向上し、約3万7000ポンド(約777万円)からという価格を考えれば、競争力は確かに高められた。

しかし従前と同様に、走りの印象は少し期待外れ。大幅にパワーアップし、加速力は見事といえるものの、それによって新たな影響も生まれている。いくつかの弱点を解決できれば、訴求力ある電動ファミリーカーになれる可能性はある。

BYD アット3 エボ・デザイン(欧州仕様)
BYD アット3 エボ・デザイン(欧州仕様)

◯:競合を上回る内装素材の質感 広々とした車内空間と充実した装備
△:大パワーを受け止めきれないサスペンション 重すぎるステアリング もう少し伸ばしたい航続距離

BYD アット3 エボ・デザイン(欧州仕様)のスペック

英国価格:約3万7000ポンド(約777万円/予想)
全長:4455mm
全幅:1875mm
全高:1615mm
最高速度:180km/h
0-100km/h加速:5.5秒
航続距離:508km
電費:5.8km/kWh(試乗時の平均)
CO2排出量:−g/km
車両重量:1880kg
パワートレイン:永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:74.8kWh
急速充電能力:220kW(DC)
最高出力:312ps
最大トルク:56.9kg-m
ギアボックス:1速リダクション/後輪駆動

BYD アット3 エボ・デザイン(欧州仕様)
BYD アット3 エボ・デザイン(欧州仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

BYD アット3 エボの前後関係

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