「珍妙なフランス車が好き」 40年前のシトロエン『CX』に毎日乗る英国紳士 超レアな右ハンドルの高級仕様

公開 : 2026.03.14 11:45

高速道路を快適にクルージング

リチャードさんは2024年12月にこの車両を購入し、翌月には英仏海峡を渡ってフランスまで引き取りに行った。

「期待を裏切られることはありませんでした。購入以来、英国で運転していますが、このクルマが最も快適に走れるのは高速道路だと思います。70マイル(約113km/h)で一日中、文句なく巡航できます」

リチャード・ヘッドさんのシトロエンCX。風変わりなところが気に入っているそうだ。
リチャード・ヘッドさんのシトロエンCX。風変わりなところが気に入っているそうだ。    AUTOCAR

「一般道では、サスペンションがスピードバンプ以外の段差を吸収してくれますが、穴ぼこではガタガタと揺れます。まあ、どんなクルマでもそうでしょう」

燃料代(CXのターボチャージャー付き2.5L直列4気筒ガソリンエンジンの燃費は7~8km/l程度)を除けば、唯一の大きな出費はクラッチ交換だった。エンジンを降ろす作業が必要で、ハートフォードシャー州ヒッチンにあるシトロエン専門店のザ・シェブロニック・センターで3000ポンド(約63万円)かかったという。

その請求書はさておき、リチャードさんはこのCXを愛し、毎日運転している。彼のお気に入りの機能は、中央に配置されたブラウプンクト社製のリモコンポッドで、ラジオの操作が楽にできるという。「これぞ珍妙ですよ」と彼は言う。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョン・エバンス

    John Evans

    役職:特派員
    フリーランスのジャーナリストで、AUTOCAR英国編集部の元スタッフ。姉妹誌『What Car?』誌の副編集長や『Practical Caravan誌』の編集長なども歴任した。元自動車ディーラーの営業マンという経験を活かし、新車・中古車市場や消費者問題について幅広く取り扱っている。近年は、これらのニュースや特集記事に加え、アイスクリーム・ワゴンのDIY方法から放置車両の探索まで、さまざまな記事を寄稿している。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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