アルファ・ロメオCセグメントSUV『トナーレ』が正常進化 伝統的アルフィスタを意識した内外装 走りは断然スポーティ!
公開 : 2026.03.17 11:00
4気筒ならではのアドバンテージ
今回のマイナーチェンジでは、メカニズムにも手が入っている。車両重量は2025年モデルから30kg軽くなっており、パワーユニットはレスポンスを改善し、スポーティに仕立てたという。シャシーはトレッドが前後とも8mmずつ拡大されている。
マイナーチェンジ前のトナーレは、ドライブモードのアルファDNAをD(ダイナミック)にすれば活発な加速が得られたものの、N(ナチュラル)やA(アドバンストエフィシェンシー)ではおっとりした印象だった。ところが新型はモーターのピックアップが良くなったのか、Nでも望みどおりのレスポンスが手に入る。

そのままアクセルを踏み込んでいって、エンジンを回していったときの音もいい。弟分のジュニアをはじめ、コンパクトSUVの多くが3気筒エンジンを積むようになったことで、4気筒ならではのアドバンテージが強調されたようだ。
そしてDモードでは、ハイブリッドなのにアイドリングストップがなくなって、発進の瞬間からエンジンで走っていると実感できるし、クイックなステアリングはスポーツドライビングにふさわしい重さになる。
Dモードでは電子制御サスペンションもスポーツモードに移行して、足が硬くなる。ただ、ボタンを押せばコンフォートモードにも切り替え可能。個人的には、路面の感触を伝えつつ角は丸めて届け、背の高さを感じさせないハンドリングを両立したこちらのほうが、かつてのアルファのテイストに近く好みだった。
新型トナーレは、ようやくその姿にふさわしい走りを手に入れたと思った。このクラスのSUVでは断然スポーティだし、ドライブしていてアルファに乗っていると実感できるのはいいことだ。










































