BMW 3シリーズ初のEV、新型『i3』ついに発表! キドニーグリルなどデザイン全面刷新 航続距離は驚異の900km
公開 : 2026.03.20 07:05
現行型よりややサイズアップ
i3のボディサイズは全長4760mm、全幅1865mm、全高1480mmと、現行3シリーズよりも全体的に大型化している。それでも「典型的なBMWセダンのプロポーション」、すなわちロングボディとショートオーバーハングを維持していると、BMWのコンパクトカーデザイン責任者であるオリバー・ハイルマー氏はAUTOCARに語った。
ハイルマー氏によると、最大の特徴は新しいフロントデザインであり、これは「3シリーズの顔の新たな解釈」だという。iX3と同じノイエ・クラッセの理念を踏襲し、ヘッドライトとキドニーグリルを一体化したものだ。

しかし、iX3のグリルが車高を強調するために縦長で細いデザインであるのに対し、i3のグリルは車幅を強調するためにワイドに設定されている。
デザイナーのフェリックス・シュタウダッハー氏はAUTOCARの取材に対し、3シリーズに「まったく新しいデザイン言語」をもたらしたと語った。その理由は、「アイコンを自由に操ることが許された」からだと説明。大きく変化を遂げたものの、「一目で3シリーズとわかる」デザインだという。シュタウダッハー氏は、3シリーズこそが「BMWを定義する原点」であるため、i3が「新世代のBMWの基準」になると語った。
従来のインパネは廃止
インテリアも一新されている。中心となるのは、最新のiドライブを搭載し、車内のほとんどの機能を制御する、平行四辺形の17.9インチタッチスクリーンだ。
インストゥルメントパネルはなく、その代わりに全長43.3インチの「パノラミックiドライブ」ディスプレイが搭載されている。フロントガラス底面、ドライバーの視線よりやや下に配置され、車速やバッテリー残量などの主要な情報を表示する。

インストゥルメントパネルの廃止により、ステアリング設計を見直すことが可能になった。シュタウダッハー氏によると、このステアリングホイールはBMW史上「最高のエルゴノミクス(人間工学)」を実現しているという。実際、従来より太く厚みが増し、初めてハプティック(触覚フィードバック付き)コントロールを採用している。
内燃機関搭載の改良型3シリーズも、こうした変更点を反映する予定だ。
i3はBMWのミュンヘン本工場で生産される。価格はまだ発表されていないが、BMWによると、ハイブリッドの3シリーズと同程度になるようだ。
日本への導入は2027年以降を予定している。













































