635馬力のランドローバーと暮らしてみた ディフェンダー・オクタと蜜月2か月(1) 初日から予想以上の注目度

公開 : 2026.05.05 18:05

ドイツ製の高性能サルーンのようにフラット

筆者は、スーパーSUVと呼べる車種の大ファンではないが、P635 オクタの運転は間違いなく秀逸。その理由は、目的地の到達時間を大幅に縮める、動力性能だけではない。

油圧ダンパーは、マクラーレンの技術にも似たクロスリンク式。乗り心地へ影響を与える、アンチロールバーを不要としている。その快適性だけでも、P635 オクタを指名買いする価値はあるかもしれない。

ランドローバー・ディフェンダー 110 P635 オクタ(英国仕様)
ランドローバーディフェンダー 110 P635 オクタ(英国仕様)

サスペンションそのものも、ナックルやウイッシュボーンまで再設計され、ロールやピッチが抑えられている。走り出せば、ドイツ製の高性能サルーンのようにフラット。驚異的な流暢さを叶えている。

ジャンプしてタイヤが宙に浮くと、ダンパーはプリロードされ着地に備える。出番が来ることはないかもしれないが、頼もしい機能ではある。

この続きは、ディフェンダー・オクタと蜜月2か月(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ディフェンダー・オクタと蜜月2か月の前後関係

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