700ps越えのパワーを完全に手懐ける! 『アストン マーティンDBX S』は、恐ろしくレベルの高いバランス型SUV
公開 : 2026.06.01 11:45
727psとバランスしたシャシー
試乗時のドライブモードはスポーツから始めて、途中でスポーツ+に切り替えて走った。経験上、路面が滑らかで速度域が高いクローズドコース試乗によって公道レベルの乗り心地を看破することはできない。パワートレインと同じく、シャシー面でもトップエンド付近のパフォーマンスが鮮明になるのだ。
この手のモデルでサーキットを走ると問題になることが多いブレーキ、そしてコーナリング時の身のこなしも素晴らしかった。

コーナリングで1テンポ遅れて上屋の重みがグッとのしかかる感じがないので、左右に切り返すようなシーンでも自信をもってステアリングを切り込める。
これは48V駆動のスタビライザーがロールを消しているというのもあるが、今回のDBX Sではルーフがカーボンパネルになった効果もある、と説明されていた。だが、見上げたら試乗車は何とガラスルーフだった。実際には、さらにコーナリングの動きが優れているということになる。
以前から、DBXのシャシーが700ps越えのパワーを完全に手懐けていることは理解していたが、クローズドコース全開走行でも音を上げない事実には心底驚かされた。
それと同時に、リアタイヤが滑り出すような状態でもアストン マーティンらしさ、快適さを担保できていることに感心させられた。
スペック先行ではなく、実は恐ろしくレベルの高いバランス型。スーパースポーツSUVとしてはまさに頂点の1台といっていいだろう。
画像 700ps越えのパワーを完全に手懐ける!恐ろしくレベルの高いバランス型SUV『アストン マーティンDBX S』 全43枚













































