モジュール式EVプラットフォームで市場を牽引 WEVC:イノベーション賞 #AUTOCARアワード2026

公開 : 2026.07.02 17:05

需要が高まる販売市場へ近い場所での生産

イェーツは、同社による取り組みの可能性を確信している。従来の量産車メーカーは、大規模な工場から世界中へ完成車を送り届けていたが、近年は経済保護を目的に、販売市場へ近い場所での生産が求められるようになっているからだ。

ペーシズ・プラットフォームは、従来のような大規模生産を必要としない。このような変化において、大きな意味を持つことになるだろう。

WEVC社の代表、ニール・イェーツ氏
WEVC社の代表、ニール・イェーツ氏

彼は、英国が世界をリードする可能性にも言及する。素晴らしいイノベーターが多く存在するうえに、半官半民プロジェクトによる成果も計り知れないという。

そして、人材育成にも貢献したいと続ける。「最近は、EVに感覚的な要素を取り入れる方法を研究し始めた技術者もいます。クルマとしての個性や、運転への没入感を愛してきた自分のような人間にとって、喜ばしいことです。未来へ強い期待を抱いています」

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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