2026年版 ガソリンが世界一安い国 10選 「水のほうが高い」ってどんな感覚? 産油国はやはり強かった

公開 : 2026.06.29 11:45

リビア:0.023ドル(約3.7円)

アルジェリアとエジプトの間に位置するリビアもまた、世界の主要産油国の1つである。石油埋蔵量ではアフリカ最大を誇り、その輸出によって得た収益が国内のガソリン代に還元されている。

リビアでは送電網が未成熟で、電力不足が続いている。そのため発電機の需要が高く、その燃料となる軽油は1Lあたり0.023ドル(約3.7円、ガソリンと同じ)と、ベネズエラ(0.004ドル=約0.6円)やイラン(0.006ドル=約1円)に比べて高めだ。

リビア:0.023ドル(約3.7円)
リビア:0.023ドル(約3.7円)

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まとめ

今回は2本の記事にわたり、ガソリン代が高い国/安い国のトップ10をそれぞれ紹介してきた。その中で、高い国と安い国のおおまかな特徴が見えてきたと思う。

高い国では、「燃料を輸入に頼っている」、「高い税金が課せられている」といった要素が多く見られた。一方、安い国では、「国内の石油生産量が豊富」、「税金が安い」、「政府が厳密に価格を抑えている」といった特徴があった。

AUTOCARの本拠地英国では、ガソリン1Lあたり2.023ドル(約326.8円)と非常に高い。
AUTOCARの本拠地英国では、ガソリン1Lあたり2.023ドル(約326.8円)と非常に高い。    AUTOCAR UK

個人的に興味深かったのは、ベネズエラのように膨大な石油埋蔵量を誇る国であっても、外国からガソリンを輸入している場合があるという事実だ。埋蔵量だけでなく、自前の生産能力と精製能力も重要なのだということを今回改めて認識した。

また、日本人から見ればガソリン代が安い国であっても、その国民はインフレに苦しんでいたり、電力不足に悩まされていたりする。安全かつ安定的に、そして(世界基準で)比較的安い値段で給油できる日本はとても恵まれているのかもしれない。

日々、インフラ関連の仕事に携わっておられる皆様には深く感謝を申し上げたい。筆者ももう少し頑張って働き、せめてガソリンスタンドに行くことをためらわない程度には稼げるようになりたいと思う。筆者の人生にとって、クルマやバイクの運転は、まさに燃料のように欠かせないものだからだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

2026年版 ガソリンが世界一高い国/安い国の前後関係

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