愛深きマセラティのオーナーミーティング! 100本のトライデントに導かれた『ビトゥルボ』たち【画像200枚】

公開 : 2026.08.15 12:05

若い世代の参加も見受けられる

ランチでは、各オーナーが自己紹介や近況などをコメントしていった。

そこで印象に残ったのは、2010、2017年の時はまだ小さかったオーナーのご子息が、何人か大きくなって参加していたこと。それにはS氏のご子息も含まれ、2024年の夏にギブリ(2.0)を購入したことも、今回開催されたきっかけのひとつになったそうだ。

日本平ホテルの庭園に並んだ21台のビトゥルボたち。
日本平ホテルの庭園に並んだ21台のビトゥルボたち。    平井大介

また、他にも若いオーナーの参加が何人か見受けられた。そのうちのひとりに聞いてみたところ、そのスタイリングに惚れつつ、手の届く価格であったことも理由になったと教えてくれた。

ランチの後は庭園に戻り、歓談をしつつ移動開始。筆者はスケジュールの都合でここまでの参加となったが、その後は周辺のショートツーリング、スペシャルトークが用意されたディナーと続いた。翌日は朝食をゆっくりと楽しみ、10時半からツーリングがスタート。高速道路に入った後に、流れ解散となった。

何かに導かれるように参加

今回取材することになったのは、昨年当社で開催した『スーパーカー・コレクション2025 in甲府城』にビトゥルボEで参加したM氏が、クルマの横に早川氏の描いたポスターを掲げていたことだ。その絵柄が目を引き、このミーティングの存在を知った。

実際に参加して見ると、過去に取材したことがあったり(しかも複数)、ビトゥルボとは関係ない別のイベントでお会いしていたり、元同僚を通じて実は仕事で繋がっていたり、ご縁のある方ばかりで驚いた。

ビトゥルボに流れている血は濃く、それゆえにオーナーの愛も深い。
ビトゥルボに流れている血は濃く、それゆえにオーナーの愛も深い。    平井大介

さらに2017年のミーティングは、当時在籍していたカー・マガジンで記事編集を担当していたことも後日判明した。恐らくスケジュールが合わず取材現場に行っていなかったので、ページを作ったことすら忘れていたのだ。

ビトゥルボ系に関しては編集者としてかなり記事を担当してきたので、今回、これまでミーティングに参加したことがないのを不思議に思っていた。しかし早川氏のポスターがご縁となり、何かに導かれるように参加することができた。

その時代ごとにマセラティの魅力は異なるが、ビトゥルボは誕生に大きく関わったアレッサンドロ・デ・トマソの影響なのか、流れている血が濃いと思っている。それゆえ、オーナーの愛も深い気がしてならない。だからビトゥルボとの時間は、いつだって濃密だ。個人的に思い出も多いが……それについては稿を改めたい。

なお次回の開催は予定されていないが、若い世代の参加者が多かったことは、もしかするといつか新たな形での展開も考えられる。その時はまた、ご縁あれば、参加してみたいものだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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