ロールス・ロイス・カリナン級のフラッグシップモデル ヒョンデ史上最もパワフルな高級EV『ジェネシスGV90』登場

公開 : 2026.08.25 07:25

ジェネシスが新型EV『GV90』を公開しました。全長5.3m弱の大型SUVで、観音開きドアなど大胆な要素を数多く採用。ブランドの新たな展開を象徴するフラッグシップモデルと位置付けられています。

新たな展開を予見するフラッグシップ

ヒョンデの高級車ブランドであるジェネシスは、新型のフラッグシップ電動SUV『GV90』を発表した。ベントレーベンテイガを彷彿とさせるラグジュアリー志向の大型モデルだ。

新型GV90は、2024年に公開されたコンセプトカー『ネオルン』の量産モデルであり、これまでに発売したどのモデルよりも大きく、豪華な仕上がりとなっている。

ジェネシスGV90
ジェネシスGV90

今年は初のジェネシス専用モデルであるセダン『G90』の発売から10周年を迎える節目にあたり、今後のブランドの新しい方向性を示す先駆け的なモデルとなる。

ヒョンデ・グループのホセ・ムニョスCEOはGV90について、「大胆なイノベーション、高次元な顧客体験、そして卓越性への揺るぎない取り組みという当社の実績を基盤に、ジェネシスの新たな章を切り開くもの」と述べ、「画期的な登場」であるとした。

かつてフォルクスワーゲン・グループ在籍時にベントレー・ベンテイガのデザインにも携わった経験のある、ヒョンデのデザイン責任者イ・サンヨプ氏は、GV90を「ステータスカー」と表現し、「いわゆる『プレミアムカー』とは対照的に、おそらく当社初の真のラグジュアリーカーです」と述べた。

全長5.3m弱、ホスピタリティの精神

イ・サンヨプ氏はAUTOCARの取材に対し、「これは当社にとってギアチェンジです。真のライバルが何であるかを判断するのはわたし達の役目ではありません。お客様が判断するものであり、そうでなければ自己満足に過ぎないでしょう。当社は今後もお客様の声に耳を傾け、それに応えていきます」と語った。

同氏によると、GV90は「一か所にのみ焦点を当てるのではなく、多様性を重視するブランド」としてのジェネシスの新たな時代を切り拓くものだという。また、ブランドの3つの柱として「ラグジュアリー、パフォーマンス、そして『クール・ファクター』と呼んでいるもの」を挙げ、「これら3つすべてが、ジェネシスの未来において重要な位置を占めます」と説明した。

ジェネシスGV90
ジェネシスGV90

GV90のボディサイズは、全長5285mm、全幅2030mm、全高1825mm、ホイールベース3245mmとなっている。兄弟車であるキアEV9やヒョンデ・アイオニック9よりも大きく、ロールス・ロイスカリナンや、ベントレー・ベンテイガEWBとほぼ同じ全長だ。欧州市場では最大のEVとなる。

プラットフォームには、ジェネシスのフラッグシップモデル専用とされる「eMP(Electric Mobility Prime)」を採用している。「ジェネシスの高次元なホスピタリティ精神の集大成」であり、「お客様一人ひとりを大切なゲストとして扱う」という「ソンニム」ポリシーを反映したものだという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

Google検索で『AUTOCAR JAPAN』の記事を見つけやすくする方法