新たな中国メーカーの日本市場参入が明らかに 『チェリー』が独自ブランド&販売ネットワークで検討中 候補は『オモダ』と『ジェイクー』

公開 : 2026.08.24 07:05

多様なパワートレインでの日本参入も?

オモダとジェイクーは、2023年4月に立ち上がったばかりのブランドだが、3年後の2026年4月時点で早くも累計販売台数100万台を突破する勢い。

欧州ではスペイン、イタリア、英国、ハンガリー、ポーランド、トルコなど、北米ではメキシコ、南米ではチリ、東南アジアではベトナム、オセアニアではニュージーランドなど世界77の国や地域で展開しているブランドだ。

ジェイクーは『オフロード』、『エレガンス』、『先見性』などをキーワードとする。
ジェイクーは『オフロード』、『エレガンス』、『先見性』などをキーワードとする。    チェリー

こうしたグローバルで販売好調なオモダやジェイクーの日本導入をチェリーが検討していることは確かだが、詳細については明らかになっていない。

また今回、参考としてSUVの『ジェイクー7(J7)』の商品紹介を行った。チェリーがスーパーハイブリッドテクノロジーと呼ぶPHEV(プラグインハイブリッド)で、最大の航続距離は1200km、EVモード走行距離は90km、0-100km/h加速は8.3秒、燃費は100kmあたり5.5Lとしている。

ただしJ7の日本導入が前提ではなく、日本導入モデルについては検討中とのことだ。

近年、日本での中国ブランドモデルというと、EVのイメージが強い。中国ではNEV(新エネルギー車)と呼ばれる電動車の普及が急速に進んでいることが、その背景にある。

しかしチェリーはHEV、PHEV、EVなど多様なパワーユニットを取り揃えているのが強みであり、日本市場でどのような商品戦略を実現するのか。今後の動向を注視したい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    桃田健史

    Kenji Momota

    過去40数年間の飛行機移動距離はざっと世界150周。量産車の企画/開発/実験/マーケティングなど様々な実務を経験。モータースポーツ領域でもアメリカを拠点に長年活動。昔は愛車のフルサイズピックトラックで1日1600㎞移動は当たり前だったが最近は長距離だと腰が痛く……。将来は80年代に取得した双発飛行機免許使って「空飛ぶクルマ」で移動?
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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