英国でも本格的に生産スタート 日産リーフ 75kWh(1) 躍動感あるボディと沢山の物理スイッチが強み 見た目ほど広くない車内

公開 : 2026.09.14 18:05

内装の質感は高くても、見た目ほど広くない空間

内装の製造品質は高く、肌に触れるような部分には合成皮革やクロスが積極的に用いられ、風合いも悪くない。試乗車は、天井の内張りが走行中にカタカタ鳴っていたが。

試乗車のような上位グレードでは、ブラックの合成皮革でシックに仕上げるか、クリーム・ホワイトとパープルの個性的な2トーンで、コーディネート可能。下位グレードでは、ダークグレーとなる。別の素材も選べれば望ましいが、居心地は良い。

日産リーフ 75kWh エボルブ(英国仕様)
日産リーフ 75kWh エボルブ(英国仕様)

全高が低めということで、キャビンは見た目ほど広くない。運転席は座面が高めに感じられ、背の高いドライバーは特に、ダッシュボードを見下ろすような姿勢になる。シートはチルト調整も可能ながら、腰回りのランバーサポートが弱く思えた。

後席は、座面が低く膝が持ち上がる。傾斜したルーフの影響で、頭上空間の余裕も少ない。スクエアなシルエットのライバルの方が、大人を乗せる場合は向いている。荷室は437Lで、これも同クラスでは狭め。仕切りに使える、床面のプレートは便利だ。

気になる走りの印象とスペックは、日産リーフ 75kWh(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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