ルノーからレトロなミニバン『Eスペース・コンセプト』登場 1980年代の人気モデル『エスパス』を現代風に再解釈

公開 : 2026.10.13 17:45

ステアバイワイヤ式の未来的コックピット

ダッシュボードから吊り下げられるように配置された小型のインフォテインメント用タッチスクリーンでは、音楽やカーナビなどの機能を操作できる。

注目すべきは、従来のステアリングホイールの代わりにヨーク(操縦桿)を採用している点だ。ステアバイワイヤ方式のため、前輪との機械的な連結がない。また、従来のステアリングコラムがないことで、足元のスペースに余裕が生まれている。ヨーク型ステアリングには、OpenRスクリーンを操作するためのタッチセンサー式コントロールが備わっている。

ルノーEスペース・コンセプト
ルノーEスペース・コンセプト    ルノー

ルノーはEスペース・コンセプトについて「将来の可能性を探る」としているが、量産化の意向があるかどうかについてはまだコメントしていない。

同社は現在、将来の車両向けに新しいRGEV Medium 2.0プラットフォームを開発中であり、Eスペース・コンセプトが量産化されれば、これをベースとする可能性が高い。RGEV Medium 2.0はスケートボード型で柔軟性が高く、完全電気駆動とレンジエクステンダーEVの両方のパワートレインに対応し、800Vシステムにより急速充電が可能だ。ルノーによれば、このプラットフォームを採用したEVは最大750kmの航続距離を実現し、レンジエクステンダー搭載モデルでは1400kmに達するという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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