『フェラーリ849テスタロッサ』はその名に相応しい実力か(前編) エンジニアリングは究極的かつストイック【スーパーカー超王が斬る】
公開 : 2026.10.26 11:45
一切の妥協なく機能美を追求
実際に見る849テスタロッサのアセット・フィオラーノ仕様の姿には、まさに一切の妥協なく機能美を追求したと確信できるだけの魅力で満ち溢れていた。前作のSF90ストラダーレと比較すれば一目瞭然であるように、そのデザインにはおよそ遊びの要素というものはない。全てのディテールには確かな意味がある。
試乗中に何回もキャビンへの乗り降りを繰り返す中で発見した、ドアパネル後方に備わるリブを模したかのようなデザインも、1984年に誕生してセンセーショナルを巻き起こすことになる先代テスタロッサのサイドフィンをイメージさせるものではなく、何か特別な機能があるのではとさえ感じたくらいだ。

キャビンの設計や機能性も、SF90ストラダーレからさらに高められている。アルミニウム製のスタータースイッチを始め、多くの物理スイッチが復活したことも歓迎すべき点だろう。
*『フェラーリ849テスタロッサ』はその名に相応しい実力か(後編)に続きます。











































































































































































































