日産リーフをマイナーチェナジし発売

2015.11.11

日産は、日産リーフをマイナーチェンジし、12月24日に発売すると発表した。

今回のマイナーチェンジでは、大容量30kWhの駆動用リチウムイオン・バッテリー搭載モデルを追加した。新開発の駆動用バッテリーは、高容量の新材料を使用することにより、従来のバッテリーパック・サイズを維持しながら、リチウムイオンの高充填化と、バッテリー内部抵抗の減少を実現。それによって、室内のスペースを損なうことなく航続距離が280km(JC08モード)と大幅に向上するとともに、急速充電では24kWhバッテリーと同様に約30分で80%までの充電可能となった。さらに、30kWh駆動用バッテリーは耐久性を改善し、「8年16万km」までの容量保証を実現した。

また、エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)、LDW(車線逸脱警報)を全車標準装備することで、より高い安全性を実現するとともに、ナビゲーションシステムの新機能として、運転中に周辺の充電スポットを自動更新する機能や、スマートフォンのように直感的に操作できるフィンガージェスチャー機能を採用することで、より利便性を向上させた。

価格は、2,803,680円から4,288,680円。

新型は国の購入補助金(クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金)を受給することができ、24kWhバッテリー搭載モデルは補助金が最大27万円となり、およそ246万円から、30kWhバッテリー搭載モデルは補助金が最大51万円となり、およそ261万円から購入できる。

なお、リーフは現在までにグローバル累計で約20万台を販売しており、販売台数世界No.1のEVとなっている。

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