セアト・イビーザFR 1.4エコTSI

公開 : 2016.04.18 23:30  更新 : 2017.05.29 18:43

■どんな感じ?

おなじくパワフルなヴォグゾール・コルサ・レッド・エディションと比べると、セアト・イビーザFRは明らかに速く感じる。0-100km/hタイムは7.6秒だ。

ヴォグゾール・コルサよりも1.3秒の差をつけて速いだけでなく、どのレヴ・レンジでも力強い。1500rpmで最大トルクを生むから、ディーゼルのように扱える。

VWグループのACTと同様、シリンダーが休止したことを察するのはむずかしい。アクセルを踏んだときの復帰のみ、ごくごくわずかなタイム・ラグがあるだけだ。(これもよく注意しなければわからないが。)

5000rpmを超えるとエンジンは息を荒げるが、そこまでならば回したぶんだけパワーを得られる。音はスポーティ。鳥肌がたつほどではないがスポーティだ。シフト・フィールは軽い。それにゲートごとの振り分けははっきりとしている。ロング・レシオゆえ燃費走行も問題ない。

FRグレードには車高が下がる硬めのサスが組みあわされる。荒れた路面では想像どおりの突きあげだが、なめらかな路面だと至極快適だ。そのぶん、ステアリングを切って、鼻先が目当ての方向を向くまでに待ち時間がない。タイヤも粘ってくれるので、振り回そうと思えば簡単である。

フォード・フィエスタ・ブラック・エディションのような限界域の微修正のしやすさは諦める必要があるが、少なくともハンドリングに関しては不満はほとんどでてこないだろう。

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