メルセデス・ベンツE350dエステートAMGライン

公開 : 2016.12.01 05:40  更新 : 2017.05.13 12:49

6気筒ディーゼルを搭載したEクラスのワゴンは、当然ながら高額だ。それでも現実的な新車市場において、もっとも多才で魅力的な選択肢のひとつである。

■どんなクルマ?

新型に移行したEクラスのラインナップにあって、このモデルはもっとも説得力のあるバリエーションのひとつだ。パワフルかつ経済的なV6ディーゼルはより洗練され、荷室容量は最大1820ℓにも及ぶ。

S213こと新型Eクラス・ワゴンは、このほかにも複数のバリエーションが用意される。

ディーゼルは、150psのE200dをボトム・エンドに、194psのE220d、そしてこの258psのE350d。ガソリンは、2.0ℓ直4ターボのE200や、3.0ℓV6ツイン・ターボで401psを誇るAMGモデルのE43などを設定し、さらに強力なE63も控えている。

パワートレインの顔触れは歴代希に見る幅広さだ。

ただし、セダンに用意されたプラグイン・ハイブリッド(PHV)のE350eが、英国の場合、ワゴンでは未設定。これは、カタログの煽り文句やスペック表の数字より、リアルな使用状況を重視するユーザーが多いであろうワゴン購買層を想定した判断だとみられる。

■どんな感じ?

搭載されるOM642型2987ccV6ターボは、05年登場の十年選手だ。アウディやBMW、ポルシェが最新世代のディーゼルを投入する中にあっては、正直言って話題性に乏しい。

とはいえ、汗をほとばしらせるようなスポーツ・ドライビングを望まなければ今なお優秀なユニットで、小気味よくもリラックスした走りを楽しめる。ワゴンの使用目的も踏まえれば、選ぶ価値は十分にあるだろう。

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