レンジローバー・スポーツの「ディーゼルより安いガソリン」版 いいところと悪いところは?

公開 : 2017.02.27 16:17  更新 : 2017.05.29 19:20

ドラマティックさや個性が感じられず、ジャガーF-タイプで勇猛な咆吼でわれわれの耳を楽しませたそれと同じエンジンとは思えないのだ。

むしろキャビンに響いてくるのは、高級感あふれるレンジローバーらしいインテリアと不釣り合いな耳障りで盛り上がりのない音だ。

それに対して、乗り心地とハンドリング・バランスは秀逸で、内装は実用性でも高級感でもトップ・レベルで、その点は従来通り素晴らしい。

新型インフォテイメントは、たまに操作への反応がやや遅れるが扱いやすく、グラフィックはモダンで、メニューはロジカル。以前のものより格段に使いやすくなった。

オプションは、ヘッドアップ・ディスプレイが£1,055(15万円)、後席用ディスプレイが£1,555(22万円)、メリディアン製のサウンドシステムが£1,035(14万円)だ。

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