4気筒ガソリン・エンジン搭載のメルセデス・ベンツ「E300」は買いじゃない その理由は?

公開 : 2017.04.04 20:00  更新 : 2017.05.13 12:48

メルセデス・ベンツ「E300」は買いじゃないと、英国編集部はいいます。どうしてでしょう? 読んでみれば「たしかになぁ」と思えるはずです。

■どんなクルマ?

6世代目の6番目のモデル

またもやEクラスの派生車種である。サルーンの発表から1年も経っていないというのに。

エステート、コンバーチブル、オールテレイン、AMG E63、そしてこのクルマ、クーペ。あなた好みのクルマが見つかるはずのEクラス・ラインナップにおける6番目のモデルである。

Cクラスのプラットフォームを利用していた先代とは異なり、このモデルはメルセデス・ベンツの新しいMRA(モジュラー・リアー・アーキテクチャーの略)を使った生粋のEクラスだ。

サイズ増のもたらす影響

これにより、一言でいうと車体が大きくなった。先代と比べて、全長が23mm長くなり、74mm幅広く、前後のトレッドも大きく広がった。

恩恵は明解。室内空間は拡大し、堂々とした外観を得た。メーカーによると、同時にこれは高速域の安定性向上にも貢献しているという。

不思議なことに、トランクのスペースは逆に25ℓ縮小して、425ℓとなった。が、しかし、クーペを買う人が真っ先にトランク・スペースの心配をするだろうか?(しないだろう、たぶん。)


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