シトロエンBX GTI 16Vは今、「買い」なのか?

公開 : 2018.01.01 17:40  更新 : 2021.03.05 21:43

「買い!」と思ったアナタに…… 最後のアドバイス

購入時の注意点

サブフレームのマウント、Cピラー周り、フロントスカートの内側、車内前方のスカットル、フロントドア周り、フロントウインドウ周辺やトランクのフロアなど、錆びやすいポイントが多数ある。

油圧ポンプとエアスプリングを組み合わせたサスペンションは、一般的に言われるほど複雑ではないが、オイル漏れは要確認。クルマが傾いている場合、車高調整システムの修理が必要となる。

車内のパーツ類はもろいうえ、入手も難しい。折れていたり、欠けていたり、紛失している部品に関しては全てを把握し、購入前に確認しておこう。

この年代の電気系統は信頼性が低いので、警告灯の点灯は前提としておくこと。多くは軽微な内容だが、中には重大な故障の場合もあり、念のためにひとつひとつ確認して修理することをお勧めしたい。

シトロエンBX GTI 16Vは今、「買い」なのか?

加えて一言 読者の皆さまに

BX GTi 16Vには心を惹きつけられる。優れたパフォーマンス、装備の充実、快適性が、このクルマの価値を裏付けている。ひとつやふたつの不具合はあっても、運転を楽しめるから、所帯持ちのドライバーにとっても魅力にあふれる存在だ。あるジャーナリストは「 “もう少し” の部分があっても、それこそBXのあるべき姿」と評している。

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