イタルデザイン・ゼロウノ・ロードスター ジュネーブ公開 5.2ℓV10、R8と共通

公開 : 2018.02.26 16:40

V10+クアトロに洗練のエアロダイナミクス

このスーパーカーにはアウディR8のトップモデルと同じ5.2ℓV10ガソリンエンジンと、アウディのフルタイム四輪駆動システムであるクアトロが搭載されており、最高速度は330km/h、0-100km/h加速はわずか3.2秒とのことだ。

イタルデザインのエンジニアたちによれば、このクルマは「型式認証されたレースカーのパフォーマンスを持つモデル」であり、一般公道を走行することもできる。


洗練されたエアロダイナミクスと軽量構造がイタルデザイン初のスーパーカーの主要なテーマである。ボディには、人目を引くフロントスプリッターと、ホイールアーチ上には空気抵抗を低減するためのルーバーが設けられ、更にはボディサイド・フィンとレーシングカーの様なリアスポイラーが、ボディ下のディフューザーとともに高速域でのエアロダイナミクスを整える。

すべてのボディパネルはカーボンファイバー製となり、車両重量は同じフォルクスワーゲングループのV10エンジンを積むスーパーカーであるR8(1595kg)と、ランボルギーニウラカン(1575kg)よりも軽量なものになるはずだ。

全長が1m以上長いにもかかわらず、そのスタイリングの全体的な印象は現代版ランチア・ストラトスといったものだが、実際には全長4.87mとほとんどランボルギーニ・アヴェンタドールと同じくらいの大きさである。

関連テーマ

おすすめ記事

 

ジュネーブモーターショー2018の人気画像