長期テスト ベントレー・ベンテイガ(2) 実用性/サイズ感は

公開 : 2018.04.16 16:10  更新 : 2018.05.16 14:19

ふたつの注意すべき点

注意すべき点。まず、リアドアから覗けばわかるが、大型サルーンの後席ほどの広さはない。また、大柄な運転手の後ろに大柄なひとが乗っても十分なレッグルームはあるが、ロングホイールベース版のレンジローバーのように足を伸ばすことはできない。

大半のひとにとっては現在のサイズで十分だろうが、ベントレーは後席の広さを重視する市場向けにより長いベンテイガを開発しているとのうわさもある。

このベンテイガが大きく見えるか小さく見えるかという点については、意見が分かれた。印象的なグリルや、ボンネットの高さを見れば、このクルマが非常に大きいことは明らかだろう。また、ロンドンの路地を走り回っていれば幅の広さもすぐに理解できる。

しかし、非常にプロポーションが整っているのだ。ホイールのサイズ、地上高、オーバーハング、そして全高のすべてが完璧にマッチしている。

これにより、少し離れたところから見ると非常にコンパクトに見えるのだ。デザイナーが追い求める整ったプロポーションを求める向きには、このベンテイガはぴったりだ。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

ベントレーの人気画像