フェラーリF355 中古車の購入 故障や維持費は?

2018.05.04

サマリー

フェラーリF355はスリリングなV8エンジンにエレガントなルックス、真の「跳ね馬」クオリティ(そして金額)を持つクルマです。ただし、生産から20年近く経過するだけに劣化も見られます。これからF355を買おうというあなたに、いくつかのアドバイスです。

もくじ

フェラーリ初の販売1万台超
各所に経年劣化も
フェラーリF355の中古車 購入時の注意点
専門家の意見を聞いてみる
知っておくべきこと
いくら払うべき?
掘り出し物を発見

フェラーリ初の販売1万台超

F355を検討するときには、頭を使い心を落ち着いたままにするのが良いようだ。

F355の魅力にやられて、多くが理性を失ってしまう。ミッドに置かれ、375psを発生させる3.5ℓ40バルブV8エンジンの良いサウンドや、先代の348や後継の360よりも奥ゆかしいルックスがアピールポイントだ。

問題点もある。思いつきでF355を買えば驚愕の事実が待っていることだろう。5年前には3万5000ポンド(523万円)から買えたが、これくらいの価格だとつい衝動買いしてヘマをしてしまっていたかもしれない。今日では左ハンドルでも、最低2倍はする。

355はクーペのベルリネッタとタルガのGTS(座席後部にルーフを収納する)のラインナップで、1995年に販売が開始された。翌年にはコンバーチブルのスパイダーが追加された。

355は348の改良版で、ボディサイズは拡大し、よりパワフルなV8エンジンやパワーステアリング、モードチェンジできるサスペンション(スポーツモードとコンフォートモードがある)が装備され、ポスト・ホンダNSXの時代だったので、たいていの状況できちんとしたドライバビリティが確保されていた。

少し驚きなのが、販売台数1万台の壁を超えた初めてのフェラーリとなったことだ。

6速マニュアルギアボックスが標準だが、1997年にはオプションでF1スタイルのセミオートマティックが用意されるようになった。パドルシフトでギアチェンジでき、採用は量産車初だった。

 

人気記事