ルノー・メガーヌR.S.トロフィー300  ニュルFF最速を狙う 10月発表へ

公開 : 2018.06.22 19:30  更新 : 2021.03.05 21:34

ルノー・スポールは新型メガーヌの「R.S.トロフィー300」という高性能版を開発中です。ルノーは1.8ℓターボで300psを発揮するこのクルマで、現在シビック・タイプRが持つニュルブルクリンクでのFF車最速ラップタイムを更新しようと考えています。

もくじ

0-100km/h加速、5.8秒以下に
シビック・タイプRの記録更新を狙う

0-100km/h加速、5.8秒以下に

ルノーは新型メガーヌR.S.に「トロフィー300」という高性能版を設定する。現在ホンダシビック・タイプRが持つニュルブルクリンクのFF車レコードを更新するのが狙いだ。

このクルマは10月のパリ・モーターショーで発表が予定されている。メガーヌR.S.の1.8ℓターボをベースに、300ps、40.9kg-mまでパワーが引き上げられる。

スタンダードなメガーヌR.S.よりも20ps/1kg-m増強されることにより、0-100km/h加速は5.8秒以下となるだろう。ライバルであるシビック・タイプRやフォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツSよりも速いことになる。

ルノー・スポールを率いるパトリス・ラッティは昨年のAUTOCARの取材に対し、トロフィーにもMTまたはEDCギアボックスの選択肢が残されていると語った。よりハードなカップシャシーが採用され、軽量な19インチ・ホイールとアルミ製ハブによりバネ下重量の低減に努めるという。

ニュルブルクリンクのタイムアタックは、10月の発表前後に行われると見られている。

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