画像11枚 ランボルギーニ・ミウラSVR、公式レストア サーキットの狼で有名に

公開 : 2018.06.23 02:01

ランボルギーニ・ミウラSVR。「サーキットの狼」でご存知のかたも多いでしょう。19カ月という、オリジナルの製作期間より1カ月長い時間をかけて、ランボルギーニが公式にレストアしました。完全なオリジナルにこだわるのではなく、サーキット走行も視野に入れています。

ミウラSVRがレストア

ランボルギーニはミウラSVRをレストアし、中山サーキットに展示した。漫画「サーキットの狼」で一躍有名になったモデルだ。

ミウラSVRは1974〜1976年に仕上げられたもの。イオタにインスパイアされ、同社のテストドライバー、ボブ・ウォレスと共同でプロジェクトは進められた。

レストアには19カ月を要した。ちなみに当初、ミウラSVRが仕上がるまでにかかった時間は18カ月だったという。

1968年に「ミウラS」として販売されたものがベースであり、多数のオーナーを経由し現オーナーのハインツ・ストレーバーのもとに渡った。レストアを決断したのも彼だ。

ランボルギーニのアフターセールスと同社のヘリテージ部門「ポロ・ストリコ」を率いるパオロ・ガブリエルは「相当な」モディファイを施したという。

オーナーのハインツ・ストレーバーは、4点式のハーネス、よりサポート性の高いシート、取外し可能なロールバーを希望。必ずしもオリジナルに忠実でないのは、今後サーキットの走りを披露するためでもあるという。

まだまだ世界中を駆け巡ることになるのだろう。

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