長期テスト トヨタ・ミライ(4) EVの魅力を深める燃料電池 シートは難

公開 : 2018.08.27 18:10  更新 : 2021.01.28 18:23

積算6357km ライフスタイルに合うEV

電気自動車が大好物なわたしにとってミライも例外ではない。水素をエネルギーとするこのセダンタイプのテスト車を数カ月間ほぼ独り占めした結果、他のEVに負けず劣らず、わたしのライフスタイルにぴったりだとわかった。

短い通勤時間中にミライの快適さと使いやすさを堪能しつつ、たまにもう少し長い距離を走ったりもした。M40を走ったり、何度かホームセンターにも出掛けたが、何の問題も生じなかった。

ソフトな乗り心地と格別な優雅さを備えたミライは、高速道路の走行が得意なようだ。難なくスピードを出せるし、ペダルを踏み込んでも他のバッテリー式電気自動車のように航続可能距離が激減することもない。実際、表示されている航続可能距離はちゃんと一貫性があり、信頼できるようだ。

ロンドンからシルバーストンまでの257kmを走っているときと、AUTOCARアワードのために戻ってくるとき、何カ所かのラウンドアバウトで落としたスピードを取り戻すべく、片側3車線のA43でパワーモード走行を選んでみた。

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