スウェーデン車との夢の生活? AUTOCAR英国編集部員、サーブを買う

2018.09.23

わたし流の9-3現代化

これまで所有した40台以上のほとんどはオンボロだったから、また古いクルマと過ごせるのはまるで金のなる木でも見つけたような、あるいは故郷にもどったような気持ちだ。しばらく乗ってどうしようもなくなったところで、そのときはまた次のクルマを手にいれるだけの話なのだから。

わたしはサーブならではの仕掛けや仕立ての流儀がとても気に入っている。サイドブレーキの後ろにあるキーシリンダーや、夜間に直接運転に関係のない計器を消灯する「ナイト・パネル」がそれだ。

また、インフォテインメントとよべる装置など影も形もないのは望むところだし、カーナビの地図にはフォッセ街道はあってもあたらしいM6有料道路はさすがに載っていない。突然作動しておどろく車線逸脱警告や自動ブレーキもない。クルーズコントロールとパーキングセンサーはあるが、それだけだ。

ただ、ひとつ問題なのはデジタルラジオがないことだ。わたしはクルマではBBCのラジオ6ミュージックしか聴かないが、これがデジタル放送なのだ。これについては、市販のデジタルラジオチューナーを取りつけるというごくありきたりな対応策をとった。目をつけたのは英国製のピュア120。これがあればラドクリフ&マコニーを聴きながら楽しい午後のひとときを送れるだけでなく、対応する携帯電話をブルートゥースでつなげばハンズフリー通話もできるのだ。

わたしたちのサーブも、これで21世紀の技術を必要なぶんだけ手にいれることができた。携帯電話ホルダーと充電器もつけたので、グーグルマップやウェイズなどのアプリも簡単で安全に使える。そしてもちろん、サーブがおシャカになってもまるごと取りはずしてつぎのクルマで使えるのもうれしい。

 
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