シトロエン新型SUV、C5エアクロス日本発売 新世代ハイドロ/価格/サイズ/内装

公開 : 2019.05.28 16:45  更新 : 2021.03.05 21:42

C5エアクロスSUVの装備

C5エアクロスSUVは、ADAS(先進運転支援システム)でもSUVをリードする存在だ。

なかでも、自分がちょうどいいと感じる位置を高速道路でキープする「ハイウエイドライブアシスト」について説明しておこう。

・渋滞での完全停止と3秒以内の再発進が可能なトラフィックジャムアシスト
・前走車との車間距離を保つアクティブクルーズコントロール
・車線内の左右任意の位置を保持して走行するレーンポジショニングアシスト

を統合したシステムである。

とくにレーンポジショニングアシストは、車線の左右の白線内の任意の位置を指定して走行ができる。これはグループPSAだけのシステムとされており、ドライバーの好みに応じて車線のやや左側をキープしたり、高速道路の流れが遅い状態で車線左側をオートバイが通過しがちな場合にやや右側にC5エアクロスSUVを寄せることが可能。運転者に違和感を感じさせたり、強制的に車線中央のみを走行するなどという不自然さがないのが特徴だ。

さらに前方の車両や障害物を検知し、ドライバーが回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動させる「アクティブセーフティブレーキ(被害軽減ブレーキ)」、約5km/h以上の走行時にフロントレーダーにより前走車との距離を検知し、ドライバーに注意を促す「ディスタンスアラート」、斜め後方のブラインドスポットに存在する後続車両を検知して危険な車線変更を抑制する「アクティブブラインドスポットモニター」、対向車や前方車輌を検知してハイビームとロービームを自動で切り替え夜間走行の安全性を高める「インテリジェントハイビーム」などを搭載する。

また、C5エアクロスSUVには、パークアシストとバックカメラを装備した。パークアシストは車庫入れや縦列駐車の際に、駐車可能なスペースを検知し、ステアリング操作を自動で行う。ドライバーはシフトチェンジ、アクセル、ブレーキ操作だけで駐車できる運転操作の負担が軽減されるシステムとなっている。

バックカメラは、後進の際に車両後方の状況をタッチスクリーンに自動で映し出すもの。距離や角度が認識できるガイドライン、俯瞰映像により周囲の状況を正確に把握することができる。

また、トップリアビジョンは後退時、障害物に接近すると自動的にカメラのメイン画像を俯瞰映像のズームに切り替える。距離感を分かりやすくドライバーに伝えることで運転時の安全確認をサポート。ヒルスタートアシスタンスは、約3%以上の勾配の坂道ではブレーキペダルを足から離した後も約2秒間制動力を維持し、坂道発進をアシストする。

このほかにも、リアシート頭上まで広がるパノラミックサンルーフ、Apple CarPlay™、Android Auto™に対応するスマートフォン接続機能、スマートフォンのワイヤレス充電エリアを用意した。

関連テーマ

おすすめ記事

 

シトロエンの人気画像