画像で振り返る エンジン始動方法の歴史 前編

公開 : 2019.07.07 05:50

ルドルフ・ディーゼルへの黙祷

ルドルフ・ディーゼルは彼の名を冠するエンジンを発明した。しかし、その量産に初めて成功したのはメルセデス・ベンツとして知られている。1936年には260D(画像)が登場した。名前からも想像が着く通り、2.5ℓ4気筒エンジンを搭載し、46psを発生した。このエンジンにはスパークプラグはなく、圧縮点火式であった。

260Dの冷間始動は、グロープラグが十分に温まるまで待つ必要があった。この待ち時間をしばしば1913年に亡くなったルドルフ・ディーゼルへの黙祷と呼んでいた。

気温が低い時やグロープラグの消耗が進んだ際にはディーゼルエンジンの始動は複数回の試行が必要であった。1980年代、ボッシュなどのメーカーはグロープラグの技術向上に務めた。2019年現在では、氷点下に数時間放置したあとでもすぐに始動ができるようになっている。

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