画像で振り返る エンジン始動方法の歴史 前編

公開 : 2019.07.07 05:50

クライスラーのイグニション・バレル(1949年)

電動スターター・モーターの発明は自動車の進歩を促進したが、1920年代のクルマの始動はそれほど単純ではなかった。キーをひねってイグニションをオンにし、ダッシュボードやステアリングまたはフロア上に取りつけられたボタンによりスターターを回した。モデルにもよるが、チョークや燃料バルブなどを操作する必要もあった。

次の大幅な進歩はクライスラーによってもたらされた。1949年、同社はイグニションスイッチをオンを超えて回すことにより、スターターが作動する機能を設けた。そしてエンジンがスタートすると自動的にオンに戻るという優れものだ。

この仕組みには聞き覚えがあるだろう。そう、その後数十年にわたりあらゆるクルマに使われたのだ。これは利便性のためでもあるが、安全性にも留意したものだ。子供がスターターボタンを押してしまい不意にクルマが動くのを防いだのである。

電動スターターと同様、この技術も急速に自動車業界全体へと普及した。しかし、1970年代にまでスタータースイッチを使い続けたクルマもあった。

画像:クライスラー・ニューヨーカー・クラブ・クーペ(1949年)

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