新型ヤリス ヴィッツがTNGAで刷新 サイズ/内装/エンジン/安全装備 トヨタが目指す最高のコンパクトカー

公開 : 2019.10.16 15:00  更新 : 2021.10.11 09:25

トヨタ新型ヤリス(ヴィッツ)、世界初公開。TNGAを採用した次期型のサイズ/内装/エンジン/安全装備を解説します。プロトタイプの実車写真もご覧ください。

フルモデルチェンジ ヤリスとは

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

スターレットの後継車として1999年に登場したヴィッツは、トヨタのBセグメントを担当する新たな世界標準といえる内容で送り出され、欧米では「ヤリス」の名前で販売され大成功を収めてきた。

現在の世界ラリー選手権(WRC)でヤリスが活躍していることはご存じのことだろう。この度4代目に進化し、日本でもヤリスの名で販売されることになった。

新型ヤリス・プロトタイプ
新型ヤリス・プロトタイプ

新型ヤリスは、これまで存在した小型車、中型車、大型車というヒエラルキーを取り払い、クラスレスの上質なコンパクトカーとして開発された。

現代のクルマに要求される低燃費と先進の安全技術を備えるとともに、人の感覚にリニアな思いどおりに走れる、ひとクラス上の感触を追求したという。

また取り回しの良さを考慮して全長3940mm、全幅1695mm、全高1500mmと5ナンバー・サイズをキープしているのも美点といえる。

新型ヤリス デザイン

新型ヤリスのボディ形状は、5ドア・ハッチバックのみが用意される。

そのスタイリングは躍動感のあるダイナミックなデザインとされ、ノーズ・デザインは最近のトヨタ一連のモチーフで、ボディサイドは複雑にラインが入り、リアのボリューム感ある造形が目を射る。

新型ヤリス・プロトタイプ
新型ヤリス・プロトタイプ

ボディカラーが豊富に用意されていることにも注目したい。単色が多彩に12色、ツートーンは6色が設定されあらゆる好みに対応する。また、初代ヴィッツで人気を集めたピンクが、アイスピンク・メタリックとして復活したのもニュースだ。

新型ヤリス パワートレイン

エンジンはトヨタ自製として初となる3気筒ユニットが全グレードに使用される。

1.0L(1KR型)とTNGAモジュール理論による新開発のダイナミック・フォース1.5L(M15A型)が用意され、ハイブリッド・モデルにはリダクション機構付きトヨタ・ハイブリッドII仕様のM15A型ユニットが搭載される。

新型ヤリス・プロトタイプ
新型ヤリス・プロトタイプ

トランスミッションは1.0LモデルがスーパーCVT-i、1.5Lガソリン・モデルにはダイレクトシフトCVTと6速マニュアル、ハイブリッド・モデルはCVTのみとなる。

駆動方式は前輪駆動(FWD)を基本とし、1.5Lガソリン・モデルに4WDが用意されるほか、ハイブリッド・モデルにはコンパクト・モデルで初となる電気式4WD(E-FOUR)を採用。リア・サブフレーム内に組み込まれた電動モーターでリアアクスルを駆動する。

この記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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