【手に入れるなら今年】2020年おすすめの中古モデル 20選 英国版 前編

公開 : 2020.02.22 05:50

アストン マーティンDBSスーパーレッジェーラ(2018年~)

掘り出し物を発見:アストン マーティンDBSスーパーレッジェーラ、2018年下期登録、走行距離1万3000km、17万2000ポンド(2450万円)

新車のDBSスーパーレッジェーラを手に入れるには22万5000ポンド(3205万円)が必要だが、ユーズドモデルであれば17万5000ポンド(2493万円)から見つけ出すことができる。

だが、高い人気を誇ったこのモデルを、こうした値段で手に入れられる状況が長く続くなどとは思わないほうが良いだろう。

アストン マーティンDBSスーパーレッジェーラ
アストン マーティンDBSスーパーレッジェーラ

ダニエル・クレイグが最後にボンド役を務める映画への出演は、このクルマへの注目を高め、価格の高騰を招くことになるだろう。

マツダMX-5(日本名:ロードスター)2.0(2018年~)

掘り出し物を発見:マツダMX-5 2.0 160PSスポーツナビ、2019年上期登録、走行距離2万9000km、1万5000ポンド(214万円)

春の到来までまだ時間のあるいまこそ、2018年登録のMX-5 2.0を購入するタイミングだ。

だが、MX-5 2.0であればなんでも良いという訳ではない。

2018年末に登録された160PSモデルの価格は、よりパワーを増して充実した装備を持つ2.0Lバージョンの登場によって下落が進んでいる。

それでも、このパワーが少ないモデルも依然として素晴らしいドライビングの楽しみを味わわせてくれることに変わりはなく、その価格は単に人気の低下を反映しているに過ぎない。

トライアンフ・スタッグ(1970年~1977年)

掘り出し物を発見:トライアンフ・スタッグ3.0、1977年登録、走行距離18万5000km、1万3000ポンド(185万円)

2020年はスタッグ誕生50周年であり、いまも2万6000台が生産されたうちの35%が現存している。

1万ポンド(142万円)程度から程度良好で信頼性の高いスタッグを見つけ出すことは出来るが、「ハッピーバースデイ」の歌声が高まるにつれ、最高のコンディションを保った車両の価格は上昇していくだろう。

BMW i8(2013年~)

掘り出し物を発見:BMW i8、2015年上期登録、走行距離4万8300km、4万1000ポンド(584万円)

トライアンフ・スタッグ
トライアンフ・スタッグ

新しい高級プラグインハイブリッドモデルの多くが、登録されたその瞬間から価格下落に見舞われるのであり、i8も例外ではない。

このガソリンハイブリッド・スポーツカーの新車価格は11万5000ポンド(1638万円)だが、現在、低走行で5年落ちの個体を4万5000ポンド(641万円)で手に入れることが出来るようになっている。

実際、中古車市場の相場情報によれば、登録後1年で走行距離1万6000kmのi8の価格は、2年前と比べ2万ポンド(285万円)下落していると言う。

だが、一旦市場がこのクルマをお買い得なモデルだと評価し始めれば、価格は下げ止まり安定していくだろう。

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