【手に入れるなら今年】2020年おすすめの中古モデル 20選 英国版 後編

公開 : 2020.02.23 05:50  更新 : 2021.03.05 21:43

2020年の英国中古車市場を展望してみました。中古車市場の価格は、さまざまな要素が複雑に絡み合って形成され、それは単にそのモデルに対する評価や走行距離、年式といったものだけには留まりません。英国版AUTOCARがおススメする今年手に入れるべき20台をご紹介します。

BMW 1シリーズMクーペ(2011年)

掘り出し物を発見:BMW 1シリーズMクーペ、2011年上期登録、走行距離6万6000km、3万3980ポンド(484万円)

2020年、1シリーズMクーペのユーズド価格は下落に転じるのだろうか?

新車当時3万9990ポンド(万円)のプライスタグを掲げていたこのモデルだが、1月初旬時点で、12台以上の車両が4万ポンド(570万円)から6万2950ポンド(897万円)で売りに出されていた。

BMW 1シリーズMクーペ
BMW 1シリーズMクーペ

だが、われわれは「わずか」3万3980ポンド(484万円)で、人気のバレンシアオレンジのボディカラーを纏った、走行距離6万6000kmの個体を発見している。

なによりも、このクルマはBMWディーラーから売りに出されているのだ。

フォードマスタング(2015年~)

掘り出し物を発見:フォード・マスタング2.3Tエコブースト・クーペ、2015年下期登録、走行距離4万5000km、2万ポンド(285万円)

2020年、手ごろなプライスタグを掲げたマスタングを期待しているのだろうか?

われわれが発見した2015年登録、走行距離4万5000kmで完ぺきなディーラーでのメンテナンス履歴を備えた2.3エコブーストのような個体こそが、まさにそんな1台だろう。

フォードのディーラーで発見した2016年登録、走行距離5万1000kmで2万4750ポンド(353万円)5.0GTを見る限り、この5.0L V8エンジンを積んだモデルも手の届かない存在ではないようだ。

MGミジェット(1961年~1980年)

掘り出し物を発見:MGミジェット、1979年登録、走行距離11万4000km、3695ポンド(53万円)

新たに道路税の免税対象となることで、1979年登録の車両の人気が高まるだろう。

もちろん、EVを購入しても免税措置を受けることは出来るが、そのためにははるかに高額な予算が必要となる一方、得られる楽しさは半分にも満たない。

メルセデス・ベンツSクラス(2014年~2020年)

掘り出し物を発見:メルセデス・ベンツS350d L AMGライン・エグゼクティブ、2018年上期登録、走行距離2万7000km、3万7000ポンド(527万円)

MGミジェット
MGミジェット

新車価格の半額、3万7000ポンド(527万円)で、走行距離2万7000kmで1年落ちのS250d L AMGラインを購入することが出来る。

だが、インターネットであれば、2万5000ポンド(356万円)の値引きによって、5万5000ポンド(784万円)で新車のグランドエディションを手に入れることが出来るのだから、こうした状況も当然かも知れない。

一体何が起こっているのだろう?

簡単に言えば、新型Sクラスの登場が迫っているのだ。

先進テクノロジーを搭載し、プラグインハイブリッドとバッテリーEVも選択可能な新型は、エグゼクティブサルーンとして選択すべき1台となるだろう。

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