【公開】フェラーリSF90ストラダーレ、モナコを疾走 短編映画「ル・グラン・ランデヴー」

公開 : 2020.06.15 12:41  更新 : 2020.06.15 13:01

F1モナコGPの中止を受けて、フェラーリと映画監督のクロード・ルルーシュが手を組みました。短編映画「ル・グラン・ランデヴー」が公開。電動スーパーカー「SF90ストラダーレ」がGPコースを駆け抜けます。

「Le Grand Rendez-Vous」とは

モナコ・グランプリが中止となった今年。F1のファンに夢を与えるために映画界の巨匠が立ち上がった。

日常を取り戻しつつあるモナコを舞台にした短編映画を、クロード・ルルーシュが公開したのだ。

モナコ・グランプリが開催される予定だった5月23日~24日の週末に撮影が行われた。
モナコ・グランプリが開催される予定だった5月23日~24日の週末に撮影が行われた。    Ferrari_S.p.A.

フェラーリ史上初めてパワートレインにハイブリッド・システムを搭載した「SF90ストラダーレ」、そのステアリングを握るのはF1パイロットのシャルル・ルクレール。

グランプリのコース周辺を閉鎖して撮影されたムービー「ル・グラン・ランデヴー」では、モナコの街を240km/hを超える速度で駆け抜ける姿が捉えられている。

最高出力が1000psに達するSP90ストラダーレだが、実は昨年アンヴェールされてから、路上でのテスト走行はまだ行われていなかったという。

アルベール殿下も登場

劇中で同乗者となったのは、モナコ公国のアルベール殿下。そして、そのあとには映画の冒頭にも登場したミステリアスな女性がルクレールとともに走り去っていく。

フェラーリは本作の公開に合わせて、「人気の高いモータースポーツ・イベントの1つが今年は開催されなかったため、ランデヴー物語である今回の映画がそれに代わる役割りを果たします」というメッセージを発表してる。

モナコのコースは撮影のために閉鎖。ロックダウンの解除を受けてロケを見に街に出てくるファンの姿もあった。
モナコのコースは撮影のために閉鎖。ロックダウンの解除を受けてロケを見に街に出てくるファンの姿もあった。    Ferrari_S.p.A.

ルルーシュは、またしても台詞に頼ることなく、若い男女とフェラーリの世界観を見事に表現してみせた。

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