【TAFT 8位に】7月の「軽」販売、前年並みに回復! タフトは6300台

公開 : 2020.08.10 06:55

7月の軽自動車の販売レポートです。2019年7月に比べて、マイナス幅は1.1%にまで縮小。軽乗用に絞ると、前年比プラス1.7%まで回復しました。ダイハツ・タフト、スズキ・ハスラーの2台は、どのような結果に?

もくじ

前年比マイナス幅、わずか1.1%
受注残が解消 懸念は第2波
タフト 8位にランクイン

前年比マイナス幅、わずか1.1%

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

軽自動車の新車販売は、受注残の解消がいっそう進展したこともあって、回復基調が鮮明となった。

2020年7月の軽自動車の国内新車販売台数(全国軽自動車協会連合会まとめ、速報値)は、前年同月比1.1%減の15万6991台と、10か月連続でのマイナスを記録した。

ダイハツは、タントが3位、ムーヴが4位、ミラが7位、タフトが8位と、4車種がトップ10にランクイン。2019年7月に比べて1.0%プラスの好調な販売を記録した。
ダイハツは、タントが3位、ムーヴが4位、ミラが7位、タフトが8位と、4車種がトップ10にランクイン。2019年7月に比べて1.0%プラスの好調な販売を記録した。

4月の同33.5%減、5月の同52.7%減、6月の17.3%減と比べてマイナス幅が大きく縮小し、ほぼ横ばいに近い数値を達成する。

7月期のブランド別新車販売台数では、新型クロスオーバーモデルのタフトの販売が好調なダイハツが、前年同月比1.0%増(5万2835台)を記録して、3か月ぶりのシェアトップにつく。

前月トップのスズキは第2位に順位を落としたものの、生産ラインの回復が進んで同11.4%増(4万8754台)を成し遂げた。

一方、ホンダは同13.8%減(2万6783台)、日産は同7.2%減(1万7024台)、三菱自は同25.7%減(3182台)と苦戦。

OEM供給を受けるブランドでは、マツダが同10.8%増(3430台)とプラスに回復したものの、トヨタは同8.9%減(2991台)、スバルは同19.1%減(1987台)と前年割れが続いた。

受注残が解消 懸念は第2波

軽自動車の販売成績に関して業界団体の関係者は、「7月期は各ブランドの操業が本格的に再開して、新型車を中心に受注残の解消が進んだことで、前年同月比でほぼ横ばいの販売台数を記録した」と分析。

「新型コロナウイルスの影響は続いているが、緊急事態宣言の解除後は、販売が着実に回復している」と解説する。

一方のスズキは、スペーシアが2位、ハスラーが5位、ワゴンRが10位と前年比11.4%プラスを達成するも、シェアトップはダイハツに譲る。
一方のスズキは、スペーシアが2位、ハスラーが5位、ワゴンRが10位と前年比11.4%プラスを達成するも、シェアトップはダイハツに譲る。

今後の市場動向については、「生産規模は通常の水準に戻りつつあり、メーカー側も今後、新型車や特別仕様車を精力的にリリースする予定なので、回復基調が続く可能性は高い」と期待を示す。

一方で、「新型コロナウイルスの第2波の発生、それに伴う消費マインドの低迷などは懸念材料」と指摘した。

7月期の軽自動車の車名別ランキングでは、ホンダNボックスが前年同月比32.5%減ながら1万6222台の販売を達成して8か月連続での首位につく。

続く第2位には、生産の回復で同5.1%増の1万3338台を成し遂げたスズキ・スペーシアが前月と同順位で位置。

第3位には、同9.7%減ながら1万3108台を達成したダイハツ・タントが、2ランクアップで入った。

なお、登録車と合わせた車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックス、トヨタ・ヤリス、スズキ・スペーシア、ダイハツ・タント、トヨタ・ライズの順になり、2か月連続で軽自動車が3モデルのランクインを果たした。

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