【気が早い? いやいや】トヨタGR 86/スバルBRZ(3代目) PHEVの可能性は

公開 : 2021.04.06 09:25  更新 : 2021.07.27 14:50

まだ気が早い? 日本で披露された新型トヨタGR 86/スバルBRZ後継のPHEVの可能性を検討します。

GR 86/BRZ 2モデルそれぞれの顔

text:Kenji Momota(桃田健史)
text:Taro Ueno(上野太朗)

出たばかり、いや、今回世界初公開された新型トヨタGR 86の日本仕様はプロトタイプだ。

実際の販売開始は、2021年秋頃とまだ半年近く先である。

新型トヨタGR 86のヘッドライト。GRスープラのようにトヨタがシグネチャーと呼ぶ「L字」形状をヘッドライトの輪郭内側に設けたことで、GRらしい顔つきとなっている。
新型トヨタGR 86のヘッドライト。GRスープラのようにトヨタがシグネチャーと呼ぶ「L字」形状をヘッドライトの輪郭内側に設けたことで、GRらしい顔つきとなっている。    近藤浩之

それにもかかわらず、オンライン開催されたトヨタとスバル両社関係者によるトークショーの内容や、車両のスペックを見ていると、次の世代となる3代目に搭載されるであろう、プラグインハイブリッドのユニットが想像できる……。

2代目となる新型GR 86は、先に量産されているGRスープラやGRヤリスが採用したファンクショナル・マトリックス・グリルを採用。担当デザイナーによると、グリルとバンパーの高さと位置を細工することで、BRZとはまったく別の顔を実現している。

ヘッドライトについては全体の輪郭はBRZと同じだが、GRスープラのようにトヨタがシグネチャーと呼ぶ「L字」形状をヘッドライトの輪郭内側に設けたことで、GRらしい顔つきとなっている。

一方、BRZのフロントマスクは、スバルの象徴である六連星をイメージしたヘキサゴンとフードからのボリューム感を表現。ヘッドライト輪郭内側は「Cシェイプ」としたことで、いかにもスバル顔となった。

さて、こうしたGR 86とBRZのフードの下には、「いまのところ」ガソリンエンジンが載っている。

排気量増もエンジン重量増は最低限

搭載されているパワーユニットは、スバルの真骨頂である水平対向型ガソリンエンジン。

初代と同じく4気筒で、排気量は初代から約2割アップした2387ccとした。

新型スバルBRZの水平対向4気筒エンジン。あくまでシリンダーブロック内での拡張であり、エンジン本体の大きさは変わっておらず、重量増もほとんどない。
新型スバルBRZの水平対向4気筒エンジン。あくまでシリンダーブロック内での拡張であり、エンジン本体の大きさは変わっておらず、重量増もほとんどない。    近藤浩之

となれば、エンジン自体がひと回り大きくなったイメージがあるのだが、実はそうではない。

BRZの開発総責任者である、井上正彦PGM(プロジェクト・ゼネラル・マネージャー)は、

「ボア・ストロークを初代の86mm×86mmからボアアップして94mm×86mmとしている」

「しかし、シリンダーブロック内での拡張であり、エンジン本体の大きさは変わっておらず、重量増もほとんどない」という。

エンジン特性としては、初代では中回転域でトルクの伸びが落ち着いていたが、新型では低回転域から中回転域までガツン! とトルクが出て、さらに高回転域まで一気によく回るという大きな改善が見られる。

数値の上では最大出力235ps、最大トルクが25.5kg-mとなり、0-100km/h加速は初代の7.4秒から6.3秒へと1秒以上も躍進した。

こうしたパワーユニットの性能拡充は、車体の強靭化があってこそ、クルマ全体としての調和がとれる。

課題は「動きのバランス感」だといい、そこにスポーツカーらしさが備わる。

車体は、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)で採用したインナーフレーム構造などを用いて剛性アップとしなやかさを両立させた。

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