【家族で乗れるクラシック】トライアンフ2000/2500/2.5 英国版クラシック・ガイド 前編

公開 : 2021.06.13 07:05

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生粋のクラシックファン、ピート・ワトソンは1982年からトライアンフ2000を所有している。「それまで乗っていたローパーP4は、少し重い印象でしたね。これまでに20台くらいの2000系を所有しています」

「Mk1のPIエステートや、ワークス・プロトタイプのV8エンジン版も。このクルマは1988年までロンドン西部イーリング区のオーナーが保管していたもので、オークションで落札しました」

トライアンフ2000 Mk1(1963〜1969年/英国仕様)
トライアンフ2000 Mk1(1963〜1969年/英国仕様)

「ガレージで大切に維持されていて、タイムワープしたような状態でした。タイヤはオリジナルのままで、走行距離は2万3600kmほど。燃料とバッテリーを交換し、タイヤに空気を入れ直して自走で自宅まで戻っています」

「バルブの1つが固着しプッシュロッドを曲げてしまい、ミスファイアが起きていました。その修理は自分で終えて、今は完璧に走ります」

「新しいタイヤに交換する際、オリジナルのバランスウェイトも残してあります。よく走りますが、最近は状態の良いまま保存することに注力しています」

英国で掘り出し物を発見

トライアンフ2000 Mk1

登録:1969年 走行:3万2100km 価格:9500ポンド(142万円)

オリジナル度が高く、状態の良いMk1の2000を探しているなら、これは格好の1台。英国では唯一、スモークグレーに塗られた2000系だとされており、南アフリカで製造され英国へやってきた。

トライアンフ2000 Mk1(1969年/英国仕様)
トライアンフ2000 Mk1(1969年/英国仕様)

トランスミッションは望ましいMTで、エンジンルームもきれいでインテリアも良好。リアのシートベルトが追加され、点火系もアップデートを受けている。ラリースタイルのスポットライトが、ファクトリー・レーサー風で好ましい。

トライアンフ2.5 PI Mk2

登録:1973年 走行:5万5700km 価格:1万2000ポンド(180万円)

専門ディーラーのマナー・パーク・クラシック社が扱う、スター級の1台。前オーナーはトライアンフ社でテストドライバーや開発エンジニアを務めていたゴードン・バートウィッスル。レストアを受け、本来の良さを引き出すために手直しも施してある。

エンジンはチューニング済みで、サスペンションはポリウレタンのブッシュで強化。ダットサンのドライブシャフトに交換されてもいる。コンポモーティブのホイールが新しい。カッコよく仕立ててあるが、プレミアの乗った価格とはいえる。

中古車購入時の注意点などは後編にて。

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