【詳細データテスト】ロータス・エキシージ 柔軟な加速 魔法のようなハンドリング 生産終了が残念

公開 : 2021.07.31 20:25  更新 : 2021.08.02 04:36

使い勝手 ★★★★★☆☆☆☆☆

インフォテインメント

電話をかけたり、ラジオを聞いたりすることはできる。しかし、それ以上のインフォテインメント機能はない。もっとも、このうえなくピュアなライトウェイトスポーツなのだから、これでいいのだ。

ナビゲーションが必要なら、スマートフォンを市販のホルダーでフロントウインドウ辺りに取り付ければ事足りる。充電用のUSBポートは、助手席側に用意されている。標準装備のヘッドユニットを、収納式ディスプレイ付きのものに交換するという方法もある。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した商品をラインナップするメーカーも多い。

インフォテインメントを期待するようなクルマではないが、ラジオと通話機能は備わる。メーターはデジタル化され、サーキット走行に向いた表示レイアウトも用意される。
インフォテインメントを期待するようなクルマではないが、ラジオと通話機能は備わる。メーターはデジタル化され、サーキット走行に向いた表示レイアウトも用意される。    OLGUN KORDAL

どのような手段を選んだとしても、音質は標準的なレベルを超えるものではない。なにより、盛大なメカニカルノイズのほうが、室内ではスピーカーより優勢だ。

大きなニュースは、ロータスが古典的なアナログメーターに代えて、新たにTFT液晶のデジタル計器盤を導入したことだ。表示モードはふたつで、一般的なレイアウトと、スポーツとレースの各モードを選んだ際の先進的なグラフィックが用意される。

このデジタルメーターは、キャビンの雰囲気を研ぎ澄ますばかりではない。シフトインジケーターも表示できるので、サーキット走行で役に立ってくれるはずだ。

燈火類

今回、ヘッドライトの性能をテストする機会はなかった。これまでの経験からすれば、ロータスのヘッドライトは必要十分といったレベルで、それ以上ではなかった。

ステアリングとペダル

ペダルの右へのオフセットは、以前テストしたエキシージほどではなかった。ペダル同士の間隔は、ヒールアンドトウを行うのにちょうどいい。

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