【減産のなかで】8月に売れた登録車/軽ランキング トヨタ強し

公開 : 2021.09.07 06:45

8月の軽 ハスラーが奮闘

軽の首位に立ったのは、昨年12月に商品改良を実施したホンダNボックス

前年同月比8.9%減ながら唯一1万台オーバーの1万3229台を成し遂げて、21か月連続での頂点に輝く。

減産の影響が大きくでた軽自動車の市場。ハスラーだけが、トップ10のなかで唯一、前年同月比プラスを記録する。画像は特別仕様車のハスラーJスタイル。
減産の影響が大きくでた軽自動車の市場。ハスラーだけが、トップ10のなかで唯一、前年同月比プラスを記録する。画像は特別仕様車のハスラーJスタイル。    スズキ

続く第2位には、減産の波及で同12.1%減(9300台)にとどまったスズキ・スペーシアが、前月と同順位で位置。

そして第3位には、同10.2%減(8214台)を販売したダイハツタントが、1ランクアップで入った。

また、第4位にはトップ10で唯一前年同月比でプラスを達成(13.5%増の7246台)したスズキ・ハスラーがランクイン。前月第3位のダイハツ・ムーヴは、同9.2%減の6897台と苦戦して第5位に陥落した。

1位:ホンダNボックス(1万3229台)
2位:スズキ・スペーシア(9300台)
3位:ダイハツ・タント(8214台)
4位:スズキ・ハスラー(7246台)
5位:ダイハツ・ムーヴ(6897台)
6位:スズキ・ワゴンR(5235台)
7位:ダイハツ・タフト(4887台)
8位:日産ルークス(4739台)
9位:ダイハツ・ミラ(4514台)
10位:スズキ・アルト(3417台)

注目車の動きに触れていこう。

5月に一部改良を図ったダイハツ・タフトは、同7.7%減(4887台)を記録して第7位に位置。

また、昨年11月に全面改良したホンダNワンは、同6235.3%増ながら減産の影響もあって1077台にとどまって、順位を5つ落とした(第19位)。

さらに、3月に特別仕様車のモデューロXバージョンZを発売するとともに、2022年3月での生産終了を発表したホンダS660は同28.2%増(300台)。4月に一部改良を実施したダイハツ・コペンは、同36.8%増(249台)を達成した。

なお、登録車と軽自動車を合わせた8月の車名別ランキングのトップ5は、全モデルで唯一1万5000台オーバーの販売台数を成し遂げたトヨタヤリスが2か月連続での首位に立った。

第2位には、ホンダNボックスが前月と同位で位置。そして、トヨタ・ルーミー、トヨタ・アクア、スズキ・スペーシアの順で後に続き、3か月連続で登録車がトップ5のうちの3モデルを占めた。

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