【スズキ製660ccが復活】ケータハム・セブン170 Rへ試乗 ブランド最軽量の440kg 前編

公開 : 2021.10.05 08:25

RならクワイフLSDに4点ハーネス

トランスミッションは、5速MT。170 RにはクワイフATB社製のリミテッドスリップ・デフが、スズキ由来のリアアクスルに組まれる。車高調整の可能なスポーツサスペンションも装備される。

カーボンファイバー製ダッシュボードや、コンポジット素材のスポーツシート、4点ハーネスなどもRなら得られる。穏やかな170 Sには備わらない。

ケータハム・セブン170 R(英国仕様)
ケータハム・セブン170 R(英国仕様)

英国での価格は、Sで2万2990ポンド(349万円)から。Rでは2万3990ポンド(369万円)から。もしガレージや工具があるなら、英国では自身で組み立てることも可能だ。ケータハムは、2395ポンド(36万円)で仕上げてくれるが。

セブンだから、オプションでスペックアップするのも悪くない。オレンジ色の170 Rには、サーキット走行に耐えられるロールバーや、カーボン製ボディパネルとフロントフェンダーなどで武装。一層の軽量化を実現していた。

この状態でも、英国なら3万ポンド(456万円)に収まる。内容を考えれば、お手頃なケータハムといえるだろう。

英国編集部では、以前のセブン160の運転を心から楽しんだ。ベストのケータハムというわけではなく、既存のセブン・オーナーが160へ乗り換えるほどではなかったとはいえ、入り口を広げてくれる魅力的なモデルだったことは間違いない。

新しい170の「R」では、スズキ製3気筒エンジンの魅力に、アグレッシブさも追加されている。

この続きは後編にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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