【価格/スペックは?】ロータス・エミーラ第1弾、日本で受注開始 まずはV6導入

公開 : 2021.10.29 10:10  更新 : 2021.10.29 10:42

内装は? 電動シート/KEFステレオ

インテリアは、ロータスの哲学であるドライバー中心で人間工学に基づいた、手の動きと視線移動を最小にしたもの。

とはいえ、デザイン、素材品質、収納スペース、フィット感・仕上がり・細部へのこだわりは、現代のプレミアムスポーツカーにふさわしいレベルで統合されている。

ロータス・エミーラV6ファーストエディションの内装(日本仕様は右ハンドル)
ロータス・エミーラV6ファーストエディションの内装(日本仕様は右ハンドル)

ドアトリムと一体化し、包み込むようなデザインのダッシュボードは、ドライバーとクルマとの一体感を生み出すもの。

シートは3段階のヒーター内蔵で、12ウェイ電動アジャスト+2プリセットメモリー機能(運転席&左右ミラー)を装備するなど、ロングツーリングの快適さを満たすよう設計。

インテリアトリム&シートは、4種類のレザーと3種類のアルカンタラの計7種類から選択が可能だ。

メーターパネルは、12.3インチのTFTドライバーディスプレイで、センターダッシュに取付けられた10.25インチのタッチスクリーンとともに、車両のインフォテインメントシステムにアクセスできる。スマートフォンとのリンクは可能だ。

また、エミーラでは音響面にも力を入れ、英国KEFの「Uni-Q」技術を、10チャンネル プレミアムサラウンドシステム(340W)に備えている。

現代のスポーツカーらしくストレージも豊富。グローブボックス、携帯電話収納スロットを備えた2つのカップホルダー、500mlボトルを収めるドアポケット、USBポートと12Vソケットを備えたアームレストなどを装備。

シート後方には208Lのラゲッジスペース、エンジン後部には標準サイズのフライトケースかゴルフクラブのセットが収納できる容量151Lのトランクも用意した。

専用シャシーに、405psのV6

エミーラには、エヴォーラ/エキシージにも搭載されたトヨタ製3.5LV6をベースにスーパーチャージャーを組み合わせたものと、ロータス初となるAMG製2.0L 直4ターボ「i4」の、2種類のエンジンが採用される予定だ。

今回のV6ファーストエディションは、車名のとおり前者を搭載する。組み合わされるトランスミッションは6速MTが標準だが、6速ATもオプションに用意。

ロータス・エミーラはV6スーパーチャージャーと2L直4ターボのエンジンラインナップになることが分かっている。今回日本導入されるのはV6モデルだ。
ロータス・エミーラはV6スーパーチャージャーと2L直4ターボのエンジンラインナップになることが分かっている。今回日本導入されるのはV6モデルだ。

最高出力は405ps/6800rpm、最大トルクは6速MTが42.8kg-m/2700-6700rpm、6速ATが43.8kg-m/2700-6700rpm、許容最高回転数(継続)は6800rpmとなっている。

ちなみにエヴォーラGT410に搭載されている3.5LのスーパーチャージャードV6は416ps/42.8kg-mというスペックだった。

エミーラのパフォーマンススペックは、英国発表値では、最高速度が288km/h、0-100km/h加速は6速MTが4.3秒、6速ATが4.2秒。

シャシーはエリーゼから継承されている押出し結合アルミニウムシャシー・テクノロジーを採用。今までのモデルとはサイズが異なるため、専用のものが開発されている。

サスペンションには、2種類の設定を用意。快適性にも配慮された「ツアー」と、後述のロータスドライバーズパックで選択できる「スポーツ」だ。

そのサスペンションの形式は、前後ダブルウイッシュボーン

ダンパーはビルシュタイン製、スプリングはアイバッハ製。ブレーキはAPレーシング製で、4ポッドアルミ合金製のキャリパーと2ピース・クロスドリルド・ベンチレーテッドディスクを採用している。

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