新型レクサスNX450h+の荷室 どれだけ積める? PHEVとガソリン車の違いも検証

公開 : 2021.12.04 09:25

レクサスNX新型の実車を取材。プラグインハイブリッド仕様のトランクを検証します。いつものスーツケース、何個まで入るでしょう?

累計販売100万台のSUV

レクサスのミディアムSUVとして2014年に登場した「NX」がフルモデルチェンジされた。世界95か国で販売され、累計販売台数は100万台に達する人気モデルである

クルマを取り巻く状況が大きく変化していることから、レクサスもブランド変革を推し進めており、次世代モデルの第1弾として送り出された形だ。

新型レクサスNXの積載性を調査。レクサス初のPHEVとなる「NX450h+」に、“いつものスーツケース”を積み込めるかテストする。
新型レクサスNXの積載性を調査。レクサス初のPHEVとなる「NX450h+」に、“いつものスーツケース”を積み込めるかテストする。    上野和秀

新型NXでは2.4Lターボ・エンジンと、自然吸気2.5Lエンジンを設定。後者には、内燃エンジン車(NX250)、ハイブリッド車(NX350h)、プラグインハイブリッド車(NX450h+)が用意されている。

そのボディサイズは、全長4660×全幅1865×全高1660mm。先代と比較すると、全長で+20mm、全幅で+20mm、全高で+15mmと若干拡大されている。

同じDセグメントでライバルと目されるのは、メルセデス・ベンツGLC(4665mm)、アウディQ5(4680mm)、アルファ・ロメオ・ステルヴィオ(4690mm)で、ほぼ同じ大きさ。

メカニズム解説やドライビング・インプレッションなどは他のレポートに譲り、ここではラゲッジスペースの広さと有効性をチェックしていきたい。

車両はプラグインハイブリッド車となる、NX450h+Fスポーツを選んだ。

ゴルフバック3個が入る荷室

新型NXのラゲッジスペースは、フラットなフロアで、サイドの張り出しも少ない。

電動モデルと内燃仕様とで、フロア形状が異なるクルマも世の中にはあるが、新型NXではPHEVでもエンジン車でも荷室の寸法、形状に違いはない(床下は後述のようにスペースが異なる)。

ラゲッジスペースはスクエアで突起もなく積み込みやすい。後席のバックレストに注目。2段階のリクライニングがこのあと物を言う。
ラゲッジスペースはスクエアで突起もなく積み込みやすい。後席のバックレストに注目。2段階のリクライニングがこのあと物を言う。    上野和秀

ちなみにラゲッジスペースのメーカー発表値は、後席使用時で520L、後席を折りたたんだ状態で1411L、9.5インチのゴルフバッグなら、後席バックレストはそのままで3個が詰めるという。

エンジン車と電動車の差は、荷室フロア下の床下収納の容量にある。エンジン車はフロア幅一杯の床下収納スペースを有するが、電動モデルではそのスペースの左半分に補器用のバッテリーが配置される。

このため、写真のプラグインハイブリッド車の場合、床下の空間は約4割ほど狭められる点が、電動化によるパッケージ面の数少ない悪影響。

その荷室のフロアを形成する板はデッキボードと名付けられているが、手前側と奥側のちょうど中央に折り目があって山折りにすることができ、そのまま自立する構造になっている。床下スペースに荷物を積み込む際は便利な配慮といえる。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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