偉業ハットトリック 英ベントレー・コンチネンタルGT 米英独で3つの賞

公開 : 2022.02.15 11:35  更新 : 2022.02.15 22:50

ベントレー・コンチネンタルGTが、アメリカ/イギリス/ドイツにて3つの賞を受賞しました。

コンチネンタルGTに3つの賞

米、178名の読者が2部構成で選出

ベントレーのグランドツアラーであるコンチネンタルGTは、3つの主要マーケットで重要な賞を獲得した。

高級車やジェット、ヨット、時計を主題としたメディア「Robb Report(ロブ・レポート)」では、コンチネンタルGTを2004年に米国で発表して以来、3度目の「カー・オブ・ザ・イヤー」受賞となる。

ベントレー・コンチネンタルGT
ベントレー・コンチネンタルGT

審査は、178名の読者とロブ・レポートの自動車編集部員で構成され、外観/性能/豪華さと快適さ、実用性に加えて「ワウ・ファクター(驚くようなポイント)」や収集性などの無形のタイブレーカーという5つのカテゴリーで評価された。

カリフォルニア州ナパとフロリダ州ボカラトンでおこなわれた2部構成のテストの結果10台の頂点に立ち、カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

ロブ・レポートの審査員は「オリジナルから飛躍的に進化している」と評価した。

また「この4輪操舵は世界でも類を見ない」、「このクルマは曲がるたびに、アクセルを踏むたびに喜びを与えてくれる」とも評された。

英国ではAUTOCARの姉妹誌が評価

英国では、AUTOCARの姉妹誌である「What Car?」によって賞賛された。

2022年のカー・オブ・ザ・イヤー・アワードでベスト・ハイエンド・クーペ賞を受賞。

What Car?は、「コンチネンタルGTのペース、甘美さ、存在感の組み合わせは、まさに比類なきものだ、これ以上デカダンな移動手段があるだろうか」と総括している。

10万人以上が12部門/386車種に投票

ドイツでは、コンチネンタルGTは、「アウトモトール・ウント・シュポルト」が長年開催している「ベストカー」賞のラグジュアリークラス部門で栄冠に輝いた。

10万人以上の読者が12部門、386車種に投票し、最終結果を決定した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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